梅ジュースの賞味期限に注意!手作り梅ジュースはいつまで楽しめる?
梅の実が手に入る時期になると、自分で梅ジュースを作るという方も多いのではないでしょうか。
さわやかな梅ジュースは夏にもピッタリですね。
そんな梅ジュース、自分で作ると賞味期限がいつまでなのか、気になったことはありませんか?
そんな梅ジュースを少しでも長く楽しむ方法をご紹介します。
梅ジュースの賞味期限の目安!
まず梅ジュースの賞味期限は常温保存か冷蔵保存なのかによって期間が変わってきます。
常温保存したい場合、出来上がった梅ジュースの瓶が充分に浸かる大きな鍋を用意し、その中に80度以上のお湯を入れ、瓶ごと15分以上加熱殺菌すれば常温保存が可能です。
ですが、梅ジュースは飲むたびに蓋を開けます。
蓋を一度開けてしまうと、その加熱殺菌の工程の意味がなくなってしまいますので、冷蔵保存をオススメします。
その場合は1ヶ月程度が賞味期限となります。
意外と短いですよね。
ですので、出来上がった梅ジュースは梅を取り除き、小さな瓶に小分けにし、それぞれ加熱殺菌をして冷蔵保存することをオススメします。
そうすると開封していないものについては1年程度保存することが可能です。
大きな瓶で作ることが多い梅ジュースですが、作る前にどんなに瓶を消毒しても、作る過程でかき混ぜたりした時に、空気に触れてしまうので、必ずしも無菌状態にはなりません。
また水分も多いので菌が繁殖しやすいこともあります。
なるべく長く楽しむためにも、加熱殺菌と冷蔵保存をオススメします。
また時間が経つにつれ、梅からも水分が出ます。
その時の水分とシロップの濃度の差が、より雑菌を繁殖してしまう原因にもなりますので、1ヶ月以内に梅は取り除くのが無難です。
梅ジュースの賞味期限をなるべくのばす保存方法!
せっかく長い時間をかけて丹精込めて作った手作り梅ジュースですから、なるべく長く楽しみたいですよね。
そんな時にオススメの方法があります。
それは冷凍保存です。
加熱殺菌した後に、フリーザーパックなどに小分けにし、冷凍しておきましょう。
飲む際は冷蔵庫にうつしてじっくり解凍しても良いですし、一度鍋に入れ加熱した後に、氷を注いだグラスに入れても良いです。
また暑い日には冷凍のまま、シャーベットのように食べても美味しいですよ。
またこのように小分けにするときは梅は除いた方が良いです。
ジュースを作るときに使った梅は、煮詰めてジャムなどにしても有効に使えます。
梅ジュースの賞味期限切れのライン
ここまでは梅ジュースの保存方法についてお話ししてきましたが、腐ってしまったラインがイマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか。
氷砂糖など、糖類を多く使った場合、腐った時の独特の腐敗した臭いが分かりづらいことがあります。
その際に見分けるポイントがいくつかあります。
カビが生えていないか
水分が多いので、水分の表面や瓶と梅との接地面にカビがないか、よく見ましょう。
シロップの色
澄んだ色をしていたシロップが、濁っていたり、浮遊物がないかよく見ましょう。
アルコール臭
腐ってしまうと、腐敗臭ではなくアルコールのような臭いがすることがあります。
召し上がる前に臭いも良く嗅ぎましょう。
このような点に注意しながら、美味しく召しあがれる期間のうちに消費するのが良いです。
まとめ
いかがでしょうか。
梅ジュースを炭酸と割って見たり、またお酒と割って飲んでも良いですし、凍らせてアイスにしたり、またゼラチンなどをつかって固めても、夏にピッタリですね。
ご家庭によって秘伝の作り方があるかもしれませんし、また作ったことがない方も比較的に簡単に作れます。
夏にしか作れない手作り梅ジュース、ちゃんと保存すれば1年中楽しめますので、是非みなさんも夏のうちに梅ジュースを作って、夏はもちろん冬にも手作り梅ジュースを楽しんで見てはいかがでしょうか。