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クーラー病って病院に行った方がいい?知らなきゃ危険なクーラー病!

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近年、暑さがひどく熱中症予防にもクーラーが欠かせないかと思います。

ですが、ききすぎも逆に体に悪影響ですよね。

 

職場の空調ってなかなか調度いい温度に設定できず、寒くて我慢しているなんて人も多いのではないでしょうか??

 

でも我慢していると悪化することも?!

さっそく、働く人に多いクーラー病の症状についてみていきましょう。

 

 

クーラー病は病院へ行くべき?行くなら何科に?

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<クーラー病とは??>

一見聞きなれない言葉ですが、クーラーがきいた部屋にいることで体温調節機能が外の暑さと室内の寒さについていけず、自律神経のバランスが崩れ、

 

・足腰が冷える

・新陳代謝の低下により疲労感やだるく感じやすくなる

・肩こりや腰痛の原因となる

・むくみの原因となる

・頭痛

・食欲がなくなる

・神経痛

・消化機能の低下により下痢や便秘になりやすくなる

・寝つきが悪くなる

・生理不順や、生理痛の悪化

 

といった、冷えから起こる症状をさします。

 

クーラー病はデスクワークの人や室内にいてあまり動かない、高齢者や幼児に多くみられましたが、最近ではあまりにも暑すぎる外とあまりにもクーラーがききすぎている室内を行き来する営業マンにも増えてきています。

 

<病院へ行くべき?何科なの?>

ご自身で予防、対策を行ってみてそれでも治らない、ましにならないのであれば通院をおすすめします。

 

自律神経の乱れから起こりますので、神経科に行っても良いですが、ご自身の症状に応じて、内科に行っても良いかと思います。

 

また、生理痛がひどくなったという人であれば婦人科系の病院に行くのが良いでしょう。

 

<クーラー病進行度合いチェック>

クーラー病って、徐々に進行するものなんです。

前は手先だけだったのに下半身全体が冷えるようになった、またカイロが手放せなくなったという人もいます。

 

思い当たる人いますか??

ご自身がどの段階かチェックしてみましょう。

 

『段階1:末端冷え』

クーラーの寒さで手先、足先に冷えを感じます。血液が体を守ろうと内臓に集まることで体表面や末端部分が冷たく感じやすくなるのです。

 

初期段階ですので、入浴や体操で対策がとれる段階です。

 

『段階2:内臓の冷え』

体の表面だけ冷やしていた冷気が体内にまで侵入し、腹部中心を冷やしてしまいます。

特に、腰から下の下半身全体が冷えを感じ、胃腸の不調や婦人科系の症状、泌尿器疾患の原因となりやすくなります。

 

はおりものなどの防寒用具で対策してください。

 

『段階:3クーラーが原因の冷え性』

体全体や上半身を中心に背中までゾクゾクしたり、ひどい人は痛みを感じるケースもあります。

 

ふらついたり、めまいを起こしたり、疲労感を感じることが多くイライラが増すことも。

 

ここまでくると生活習慣の見直しが必要なレベルとなってきます。

自律神経が乱れたまま生活を続けてしまうと、症状が年々悪化してしまうのです。

早急に対策をとりましょう。

 

病院へ行く前に、自分でできるクーラー病対策!

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なかなか、職場の環境って変えることできませんよね。

もちろん可能なのであればクーラーの温度を25度から28度と高めに設定するといいのですが、

 

ビルの空調によってはクーラーの温度調節だけではなかなか改善しないこともありますし。

 

ご自身で、予防・対策するだけで改善することも多いのでぜひ実践してみて下さい。

 

<服装で温度調節を>

職場ってなかなか風向き変えれないなんてこともあるんじゃないですか??

それであれば、自分で着込むしかありません。特に腹巻はおススメです。

 

冷えると胃腸に影響が出やすいのでお腹を温めることで全身の温度も上がりやすくなります。

 

また腰もあわせて温めることができますので腰痛予防にも効果がありますね。

冷気を直接受けないようにカーディガンやスカーフも取り入れましょう。

 

冷気は足元にたまりやすいので厚手の靴下やレッグウォーマー、ひざ掛けで対策をとりましょう。

 

<食事は3食!!メニューも見直してみよう>

食事は熱を体内で作り出すためのとても大切なものです。

朝ごはんを抜く人いませんか??

 

朝ごはんは体温と代謝を上げる役割がありとても重要です。

必ず取るようにしてください。

 

また暑いため、冷たい飲み物や、冷たい物を好んで口にしてしまいがちですが、胃が冷えて消化機能の低下につながりますのでほどほどにしましょう。

 

クーラーが良くきいたお店でランチする場合は温かい飲み物にするなど工夫してくださいね。

 

体を温める『温性』の食材を意識したメニューをとるよう心がけでみましょう。

逆に旬の夏野菜は体を冷やす作用がありますので『寒性』の食材と言われています。

 

温性の食材

サケ・アジ・エビ・かぼちゃ・ナッツ類・うなぎ・モロヘイヤ・鶏肉などなど

 

寒性の食材

なす・きゅうり・トマト・ほうれんそう・おそば・大根・ごぼうなどなど

 

<適度な運動が大切>

仕事中であれば、1時間に1回くらい席を立ち少し歩いてみたり屈伸したりと動いてみましょう。

 

冷えを一番感じやすいのは足先です。

エアコンの冷気は下にたまりやすく、また足先は心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすい場所です。

 

席をなかなか立てない人は、つま先を左右交互に上下するだけでも全然違いますので、ちょこっちょこっとやってみて下さい。

 

また、日頃から運動できるのであればより良いですよね。

20分から30分くらい歩くことが理想です。血流が良くなりますのでウォーキングはおススメです。

 

仕事の日でも体調が良ければ早起きして一駅歩いてみるなんてのも、新しい発見があったりして楽しいかもしれませんよ。

 

<お風呂は必ず湯船につかろう>

夏場ってどうしてもシャワーでちゃちゃっと済ますなんて人多いですよね。

それは良くありません。

 

湯船につかることによって全身の血行が良くなります。

クーラーの影響で汗腺の反応が鈍くなっているので代謝も悪くなっています。

 

また、自律神経の乱れはストレスからもきています。湯船につかることでリラックス効果もあり自律神経の回復にばっちりです。

 

できるだけぬるめのお風呂につかり、ゆっくりつかるほうが良いでしょう。

ふくらはぎをマッサージしながら入るとより効果的ですよ。

 

まとめ

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現代病と呼ばれるクーラー病は、誰にでも起こる症状です。

暑すぎず、寒すぎずの快適な環境を保つために自身で対策をしっかりとることが大切です。

 

自分がクーラー病だなと思った時は、生活習慣を見直しましょう。

今年の夏を康的に過ごせるよう、まずは予防から始めてみて下さい。