わらびのあく抜きに失敗しちゃった!?そんなときの対処法をご紹介!
春の山菜といえば蕨(わらび)です。
山菜ご飯や、和え物など、食べると春を感じさせる食材ですね。
ただ、わらびは食べる前に「あく抜き」をしなくてはなりません。
あく抜きをしないで食べると、わらびの苦味が強すぎて美味しくありません。
また山菜は摘んだあと、しばらく時間が経つと固くなってしまいます。
そのため、早いうちにあく抜きをする必要があります。
インターネットなどでもアク抜きの方法はたくさん出てきますが、そのとおりにやってもうまくいかないで失敗してしまうことがあります。
今回はこのアク抜きに失敗してしまったときの対処法をご紹介いたします。
わらびのあく抜きに失敗した原因と対処法をご紹介!
実際、わらびのあく抜きがうまくいけたか、失敗してしまったのかを判断するには、一口食べてみるとわかります。
あく抜きそのものが上手にできたかどうかの判断は、わらびの味、ぬめりと食感でわかります。
苦味が残っている、ぬめぬめしている、ねばねばしている場合あく抜きがちょっと失敗してしまっている可能性があります。
あく抜きのポピュラーな方法は重曹を使ったやり方ですが、だいたい半日ほどかけてじっくりとアク抜きをします。
じっくり時間をかけてアク抜き終了!と思ったのに、口にしてみるとまだ苦い。
口にしたときに、苦味がある場合、アク抜きをやりきれていないことが多いです。
半日以上かけてわらびのあく抜きをするのですが、わらびによっては半日以上かかってしまうものもあったりします。
ですので、もういいやって半日足らずだったりすると、どうしてもあくが抜けきれていない状態になってしまったりします。
せっかく長時間かけてあく抜きにチャレンジしたのに失敗。
なんてこった、なんて諦めるのはまだ早いです。
なんとか挽回する方法があるんです。
まずはあく抜きができているかどうかわらびを噛んでみて確かめてみてください。
もし、わらびのあくが抜けきれていなかったら、わらびを噛んだときに苦味が残っています。
そこで、もし重曹水が残っているのなら、もう少し浸してみてください。
重曹水を捨ててしまった場合は、あらためて流水にわらびを流し続けるか、溜めた水にしばらく浸してみる、一旦水を取り替えてきれいな水に浸してみる。
これをしばらく繰り返します。
せっかく半日かけたあく抜きの後ってことを考えるとなかなか面倒ですがこの工程をおこなうことで、わらびのあく抜きがうまくいきます。
あと、この苦味が残ってしまう場合ではなく、もう一つの、失敗があります。
こちらもあく抜きをするときに割と起きてしまう失敗です。
それが、わらびが柔らかくなりすぎてしまった場合です。
原因は重曹の量が多すぎてしまった場合なんです。
ただ、わらびが柔らかくなってしまった場合は、固くすることはできないので、料理で工夫するしかありません。
この場合の料理の仕方をご紹介いたします。
失敗して苦くても大丈夫!苦みが残ったわらびの調理方法!
あく抜きに失敗してしまうと苦味が残ったりしてなかなか食べられません。
でも安心してください。
料理の仕方、調理法を工夫することで、あく抜きに失敗したわらびも美味しく食べることができます。
まず、苦味が残っている場合は、油を使うことでかなりマシにすることができます。
わらびのあく抜きに失敗したときに残る苦味は天ぷらや炒め物にすることで、油が苦味を緩和してくれます。
ただ、天ぷらにする場合、わらびが溶けてしまうことがあるので揚げすぎには注意してくださいね。
また、柔らかくなりすぎてしまったわらびの場合は、あえてネバネバさせた料理を作るのが一つの方法です。
わらびをトロロのようにして、かつお節や醤油で味付けをしてソースのようにしてしまいます。
ご飯やお豆腐、めんつゆに混ぜるなどでいつもと違う味を楽しめます。
まとめ
いかがでしたか?
あく抜きを失敗したからといって捨てるのではなく、あたらしい食べ方、あたらしいアレンジの道が広がります。
どうぞ試してみてください。