パトカーから逃げると無理に追跡してこない!でも罪にはなるって本当?
スピード違反や交通ルールを違反してしまい、パトカーに停止を求められたものの、振り切って逃げてしまった…。
そうなるとその後どうなるのでしょうか。
パトカーの追跡から逃げるとどうなるのか、またそれは罪になるのかどうかについてお話します。
パトカーから逃げると無理に追跡してこないって本当?
スピード違反などを犯し、パトカーの停止命令から逃げてしまうとどうなるのでしょうか。
良い事、正しいことではないというのは分かると思いますが、ついその場でとっさに逃げてしまったらどうなるのでしょうか。
パトカーが停止してくださいと、促したにも関わらず無視した場合、ある程度は追跡をしてきますが、とあるところで追跡をしてこなくなることがあります。
これ以上追跡すると、ほかの車との衝突事故や2次被害が発生する危険があると判断すると、それ以上の事故を防ぐため、追跡をしてきません。
ですが、しっかりとナンバーは記録されていますし、また逃げている際にオービスなどを通ると写真証拠も残りますので、あとから連絡が来るでしょう。
つまり「パトカーから逃げると無理に追跡はしてこない」というのは本当ですが、どちらにせよ「罪を犯した」ことには間違いありませんし、逃げたことでその罪がなくなるということもないのです。
パトカーの追跡から逃げると、スピード違反の現行犯逮捕はできないんじゃないか?と考える方もいらっしゃるでしょう。
ですが、それは間違いです。
スピード違反だけでなく、道路交通法の違反に関するものは現行犯でなくても捕まるのです。
パトカーから停止を求められて素直に停止すると、その罪を償わなければなりません。
しかし、停止を求められたのを無視し逃げ切ると、更に罪が増える可能性すらあるのです。
ではパトカーからの追跡を振り切り逃げるとそのような罪になるのかをご紹介します。
パトカーの追跡を振り切ったらどんな罪になる?
まずパトカーに追跡されている時点で、何らかの道路交通法違反をしている状況ですね。
その状況で停止せず、逃げていると更に車のスピードは加速しているでしょう。
その逃げている最中も、さらなるスピード違反や、また一時停止の無視などの道路交通法違反が増えていくことが考えられますね。
これにより、はじめにパトカーが来たとき、停止をしていれば罰金や減点で済んでいたはずの場合も、逃げたことで免許停止や免許取り消しになる可能性が大いにあるのです。
スピード違反で逃げてしまうのは良くない事というのがわかりますね。
逃げることにより、さらにスピード違反をし、信号を無視し、さらなる衝突事故を起こす危険すらあります。
さらには警察の業務を妨害したとして「公務執行妨害」という罪を犯してしまう可能性もあります。
パトカーに停止を求められたら素直に従いましょう。
また追跡を逃れても後日スピード違反の「出頭通知書」というものが自宅に届きます。
これをもって警察署へ出頭しなければいけないのですが、この出頭通知書すらも無視した場合は「警察官が逮捕状を持ってくる」ということが起こる可能性もあります。
出頭通知書が届いたら速やかに警察署へいきましょう。
ここでも無視をして逃げ切ろうと思っても、オービスを通ったり、またパトカーにもドライブレコーダーが付いているので、逃げることは「ほぼ不可能」です。
ナンバーが発覚し、運転手の顔が録画されている以上、しっかりと運転手は罪を償わなければなりません。
しっかりとパトカー、警察官の言うことに従うことが大切です。
まとめ
いかがでしょうか。
交通違反をしないことが一番大切ですが、万が一交通違反をしてしまった場合は、素直に自分のした過ちを認め、そのルールに従うことが大切です。
逃げることでさらなる危険が自分にも第三者にも及びます。
しっかりと交通ルールを守り、あやまちは素直に認めることが一番大切です。