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わたあめの発祥はいつ?どこで?わたあめに関する意外な事実! 

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わたあめといえば、お祭りの屋台には必ずあって、食べたことがない人はほぼいない、砂糖のみを使ったお菓子です。

 

綿のような見た目とちぎった時の感触、そして口の中に入れたときにふわっと溶けなくなるあの食感は、まさしく雲のお菓子ですよね。

 

縁日に欠かせないこのわたあめですが、実は日本が発祥ではないって知っていますか??

 

お祭りの定番で昔から日本にあるような気がしていましたが、発祥地は日本ではないんです!

そんなわたあめにレコレを調べてみました。

 

  

わたあめの発祥は日本じゃない!?わたあめはどこからきたの? 

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わたあめの発祥地はアメリカで、1897年にテネシー州のお菓子製造者であった、ウィリアム・モリソンとジョン・C・ウォートンによって電動のわたあめ製造機が誕生しました。

 

このわたあめ製造機は1904年のセントルイス世界博覧会で「Fairy Floss」という名で販売され、大ヒット商品となり、世界に広まったようです。

 

アメリカでは「Cotton Candy」と呼ばれ、12月7日が「わたあめの日」となっています。

 

ちなみに、フランス語では「barbe à papa」(バーバパパ)と呼ばれていて、パパのひげという意味があるそうです。

 

日本にわたあめが入ったのは明治時代の後半から大正時代のことで、わたあめはたちまち人気になり、わたあめ製造機は全国に広がっていきました。

 

可愛らしい見た目と今までにない食感に、砂糖のおいしさが加わり、日本の祭りの風物詩になりました。

 

日本では夏祭りのイメージですが、アメリカでは「わたあめの日」から分かるように、冬のイメージが強いようです。

 

確かに夏の暑さではわたあめは溶けやすくなってしまうので、冬の方が適したお菓子かもしれませんね。

 

 

わたあめみたいに日本発祥だと持っていたのに違ったお菓子たち 

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わたあめのほかにも、日本が発祥だと勘違いされているお菓子があります。

 

りんごあめ

諸説あるようですが、1908年にアメリカの菓子職人が作ったというのが有力なようです。

 

その他にも、りんごは聖書に出てくる楽園の果物として有名で、ゲルマン民族や訪欧では冬至のお祭りに、モミの木にりんごを飾ったことがクリスマスツリーの起源だといわれており、りんご飴のルーツとも言われています。

 

また、欧米ではリンゴの収穫時期でもある秋の収穫祭やハロウィンで古くからりんご飴が作られていたようです。

 

キットカット

ずっと日本発祥だと思っていましたが、イギリスのお菓子で世界中で愛されているチョコレート菓子です。

 

さまざまなフレーバーは日本独自のもののようですが、発祥はイギリスのネスレ社です。

 

その歴史は古く実に70年以上もあるそうで、1937年に販売されました。

「Have a break, have a Kit Kat.」というフレーズは1958年に生まれており、日本で発売されたのは1973年でした。

 

とんがりコーン

ハウス食品とアメリカのゼネラルミルズ社が技術提携した際に生まれたお菓子なんだとか。

 

もともとはゼネラルミルズ社の「Bugles」(ビューグルズ)というあのお馴染みの三角形の形のスナック菓子が原型で、その形状に魅せられたハウス食品が日本風にアレンジしたのが「とんがりコーン」の誕生のきっかけだったようです。

 

まとめ

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日本では縁日ではもちろん、食べ放題の片隅や自宅用のおもちゃなど、わたあめは日本でもそして世界でも愛されているあめだった、というのは意外でしたね。

 

また、発祥が日本でないというのも初めて知りました。

古くは1904年の世界博覧会から広まったもので、今なお世界中に広まり食べ続けられています。

 

キャンディーで作られるわたあめはそのカラフルさやフレーバーなども影響するので、とても可愛いわたあめになりますよ。

 

うちの娘もわたあめが大好きで、お祭りで見かけると必ず1袋買わされますが、自分も子どもの頃に良く買ってもらった記憶がよみがえり、とっても懐かしい気持ちになります。

 

ふんわりした食感と甘い味に、なんだかほっこりするのもいいものですよ。