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ハイビスカスの開花の時期は?ハイビスカスの種類や育て方をご紹介! 

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夏の花と言えば、ヒマワリやアサガオなどが有名ですが、同じくらい夏を感じさせてくれる花として、ハイビスカスが挙げられます。

 

大きな花弁に大きな花芯が特徴で赤や濃いピンク、オレンジなど南国をほうふつさせる色が多く、中心が濃淡のグラデーションになっているものがあり、とってもきれいな花です。

 

ハワイアンのイメージ強くフラやアロハシャツなどモチーフや飾りとしてもよく見かけ、常夏のハワイから夏のイメージが強い花です。

 

ところが、ハイビスカスの開花時期は夏ではないって知っていますか?

 

とってもびっくりですが、意外なハイビスカスの生態についてまとめてみましたので、良く知らない方もここでポイントをおさえておきましょう。

今後、ガーデニングにハイビスカスを加えたい方も必見ですよ!

 

 

ハイビスカスの開花の時期はいつ?

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ではハイビスカスの本当の開花時期はいつなのでしょうか?

実は、9~10月頃が開花の最盛期になり、夏というより秋の花になります。

 

南国の花だけあって、寒さに弱く5度以下の環境では越冬できません。

そのため一年草という扱いですが、大事に育てると翌年も見事な花を咲かせてくれます。

 

ハイビスカスの基本情報

学名

Hibiscus

別名

ブッソウゲ(仏桑花)

科・属名

アオイ科・フヨウ属

分類

熱帯植物、常緑中低木

環境

寒さに弱く、暑さに強い。日向・水を好む。

種類

ハワイアン系(ニュータイプ)、在来系、コーラル系

花の種類

開花時期の長い一日花で、次々と毎朝咲いて毎夕しぼむ。

花言葉

「繊細な美」、「常に新しい美」、「勇敢」、「新しい恋」など

 

 

割と管理が簡単なので、ガーデニング初心者向けの花ですが、寒さに弱いので朝晩の冷え込みが厳しくなる11~4月初旬頃は室内におく必要があります。

 

一日花というとおり、一度咲いた花はもう開きませんので、花がら摘みをこまめにする必要があります。

 

 

三種類の特徴

ハワイアン系(ニュータイプ)

花や色のバリエーションが多いタイプで、比較的暑さにも弱いため、真夏日や夏にぐったりしてきたときには、日陰に移す必要があります。

 

30度以上ではあまり開花しなくなり、接ぎ木が難しい種類です。

 

在来系(オールドタイプ)

花弁が比較的小さく、カラーバリエーションもあまりありませんが、丈夫で暑さにも寒さにも強い種類で、一番育てやすいです。

 

沖縄にあるのはほとんどがこのタイプで、生命力が強いので生け垣などにしている地域もあり、接ぎ木が簡単にできます。

 

コーラル系

花が小さくて樹高が高く、暑さに強いですが寒さに少し弱い種類になります。

柳のようにしだれて、たくさんの小さな花を咲かせるのが特徴です。

 

 

ハイビスカスの正しい育て方 

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育てやすいハイビスカスですが、育て方を間違えれば枯れてしまうのはどの植物でも同じです。

 

特に、鉢で売られているハイビスカスは根詰まりを起こしていることも多いそうで、大きな鉢に植え替えてあげる必要があります。

 

また、開花時期には朝と夕に水をたっぷりあげて花がら摘みをする必要があり、それを怠ったり間違えると、水の蒸発で根腐れしてしまったり枯れてしまったり、綺麗な花が咲かなくなったりします。

 

開花時期

 開花時期はハイビスカスの種類によって変わりますが、6~10月くらいです。

ただ、最初にもご紹介した通り最盛期は9,10月となっています。

 

栽培場所

日光が大好きなので日が当たるところに置いてあげましょう。

ただし、真夏の直射日光は暑くなりすぎる場合があるので、元気がなくなってきたら少し日陰の涼しいところに移動してあげましょう。

越冬させる場合は、室内の日当たりの良い場所に置きます。

 

植替え

年に1回以上は植え替える必要があり、5~10月の間に行いましょう。

 

根っこの成長が早いので、少し大きい鉢に植え替えるのがおすすめですが、同じくらいの鉢に植え替える場合は枝を1/3くらい剪定してから行いましょう。

 

土は崩さずに植え替え新しい土を足しますが、根っこを傷つけないように気を付けましょう。

 

挿し木・接ぎ木

挿し木の場合、ニュータイプとオールドタイプは4月中旬~6月に、コーラル系は5~9月に、10㎝ほど枝を切って行いましょう。

 

オールドタイプは接ぎ木が簡単ですが、ニュータイプは接ぎ木が難しいので、どの種類の花か確認しましょう。

 

剪定

4月か10月頃が適していますが、成長期に剪定しすぎてしまうと開花しなくなるので気を付けましょう。

 

その他

病気に強いのでほとんど病気になりませんが、害虫には注意しましょう。

 

アブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシなどが発生することがありますので、見つけ次第駆除しましょう。病気に強いので薬剤などで予防、殺虫するのも有効です。

 

 

まとめ

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比較的簡単に育てることができ、日ごと奇麗な花を咲かせてくれるハイビスカスはとっても育てがいがあります。

 

大切に育てると綺麗な花で応えてくれるので、生活にも心にも彩りを添えてくれますよ!