曜日の由来とは!?惑星の順番や星の関係を徹底解説!
みなさん何気なく使用している“曜日”ですが、由来は知っていますか?
海外では“day”と表記されています。
大抵の言葉は、日本語、英語で訳せば意味合いは同じとなり、由来も同じかと思うのですが、曜日に関しては、発端は同じでも、最終的に使われている由来が違うのです。
特に気にせず曜日で生活しているみなさんですが、ちょっとここで豆知識をご紹介したいと思います。
この言葉には、由来がありますので、日本、海外それぞれの由来を説明していきたいと思います。
曜日の由来!日本では?
まず、曜日とは7つの天体、すなわち、七曜が守護される日を指しております。
元々、曜日という概念は、古代バビロニアが発祥で、ギリシャ・エジプトで完成されたと考えられています。いつ頃かということですが、紀元前1世紀あたりと言われています。
そんな“曜日”が日本へ導入されたのが、平安時代初頭といわれております。
入唐留学僧たちが持ちかえった「宿曜経」の祭典により伝えられ、間もない頃に朝廷が発行していた具注歴に曜日が記載されるようになったそうです。
しかし、一旦江戸時代では、日付の計算をする際に、数字を重要視することなり(1日、2日など)七曜表記はふさわしくないとなり、あまりに日常生活では使われなかったそうです。
現代のように曜日を基準として、生活をするようになったのは、割と最近の明治時代初頭以降と言われています。
各七曜ですが、元々はエジプト人が7つの天体を地球から遠い順番に並べ、
・土星
・太陽
・月
・火星
・水星
・木星
・金星
の順番でしたが、ユダヤ人がエジプト人への恨みにより、エジプト人の重要視していた土星日をわざと一番最後に追いやり、日曜日から始まるシステムが生まれたのだそうです。
それがそのまま日本でも浸透し、日曜日カレンダーが多く売られているのです。
曜日由来!海外では?
英語での曜日の名前の由来は、実は全部おなじではありません。
・Sunday(日曜日)
・Monday(月曜日)
・Saturday(土曜日)
の3つが、「ローマ神話」から来ており、
・Tuesday(火曜日)
・Wednesday(水曜日)
・Thursday(木曜日)
・Friday(金曜日)
の4つが、「北欧神話」から来ているのです。
まず、Sundayの”Sun”は太陽の日です。
Mondayの”Mon”は、Moonから来ていて、月の日です。
ローマ神話で月紳を指します。
Saturdayの”Satur”は、Saturnusから来ています。
サトゥルヌスとは、ローマ神話に出てくる農耕・天空の神という意味です。
これらがローマ神話からの由来になります。
続いて、Tuesdayの“Tues”は、Tyr(チュール)です。
チュールとは、北欧紳話の軍神となります。
Wednesdayの”Wednes”は、Odinとなります。
OdinをWodenにし、そこにesを付けて、オーディンの日としたようです。
こちらは、北欧神話の主神だそうです。
Thursdayは、Thor(トール)という意味で、Odinの息子です。
Thurにesを付けて、トールの日となります。
そして、Fridayはfreija(フレイア)から来ています。
北欧神話の愛と美の女神様だそうです。
なぜ、ローマ神話と北欧神話がmixされているのかは、正確な理由は分かっていないのか、明らかになっていません。
一説によると、英語の語源とされているゲルマン民族が、自分達の神の名前に変えたと言われています。
ゲルマン神話は北欧神話に含まれるそうなので、本当のことだとも思います。
まとめ
日本みたいに、全部惑星の名前となっていれば、覚えやすいのですが、ローマだったり北欧だったりの神話に出てくる神の名前や息子の名前だと正直日本人には覚えにくいですよね。
太陽 = Sun = Sunday
月 = Moon = Monday
火星 = Mars = Marsday
水星 = Mercury = Mercuday
木星 = Jupiter = Jupiday
金星 = Venus = Venusday
土星 = Saturn = Saturday
という風になってくれたほうが、英語も覚えられて一石二鳥と感じるのは、私だけでしょうか?
ぜひ雑学として覚えてもらい、どこかでこの知識を披露してみてください。
意外にみなさん知らないのでウンチク王の称号をもらえるかと思いますよ?