アイラブ東京がイタリアで大人気!?i love tokyoってどんな本なの!?なぜ人気!?
イタリアでベストセラーとなったアイラブ東京とは一体どんな本なのか、なぜイタリアで大流行したのか、著者は誰でどんな方なのか。
日本でも翻訳されて出版されていますので、イタリア人にとっての日本とはどんな国なのかを知るきっかけにもなるでしょう。
アイラブ東京ってどんな本なの!?
アイラブ東京とは、ラ・ピーナさんというイタリアの国民的有名人の方が書いた本で、ラ・ピーナさんが東京へ贈るラブレターでもあります。
幼い頃から何度も東京に訪れ、日本の文化に触れ一目惚れしたことがきっかけで、日本のさまざまな文化に触れ、東京の美しさや清潔さなどを知り、日本の文化をイタリア人全ての人に伝えたいという思いで執筆された本です。
日本独自の文化や習慣などを、イラストや写真などを使い紹介しており、イタリアでノンフィクションジャンルで9週感連続で1位を獲得し続けたイタリアのベストセラーとなった書籍です。
日本をおもちゃの国と表現していたり、日本の居心地の良さや、挨拶の文化などイタリア人にとって未知の文化を綴っています。
ヨーロッパでは早く大人になろうとするという考えが強く、日本人がキャラクターやマスコットに囲まれて暮らすことを不思議に思ったことなど、イタリアと日本の違いなどを述べられております。
エミリアーのさんの意見なども交え、日本人の繊細さやデリケートな部分を持つことや、日本の狭い住宅環境の中に見られる工夫などを評価しており、日本人が読んでも、日本を外からの視点で見られ、いつもと違う感覚で日本を感じられて面白い本と言えるでしょう。
アイラブ東京がイタリアで流行っている理由は!?
アライブ東京がイタリアで大ヒットした理由は、国民的な有名人であるラ・ピーナさんの影響力が大きかったからということもあります。
が、イタリア人の多くの方は近年の科学技術の発展による、電化製品や車やバイク、アニメやゲームなどのサブカルチャーはイタリアでも有名で、それらがきっかけで日本に興味をもっているということが挙げられます。
しかしながらイタリアではまだまだ日本を細かく解説した本が少ないということもあり、日本を知る機会が少なく、イタリア人にとって日本は、勤勉で時間厳守の性格をした人たちの、東の果てにある不思議な国というイメージを持つ人もまだいて、日本の文化や習慣はイタリア人の人々にとっては理解不能であるとうイメージが続いていました。
その中でラ・ピーナさんがイタリア人に日本の東京とは一体どんな場所で、どんな魅力があるのかを綴った書籍を発表したところ、イタリア人にとっては今まで知らなかった日本像を知るきっかけとなり大流行したという結果を生み出しました。
今まで知らなかった異文化を知ることにより、新しい発見などの良い刺激をイタリア人の方に与えたのです。
アイラブ東京の著者、ラ・ピーナさんとは!?
アイラブ東京の著者のラ・ピーナさんは1970年生まれ、イタリアのフィレンツェ出身で、イタリアのラップ界を代表する女性で、キャッチーな発言とキュートなキャラクターが人気です。
イタリアでは国民的な有名人で、イタリア人では知らないという人はいないというほどです。
イタリアの有名なラジオ局でDJを務めており、他にもテレビ番組でも活躍する非常にパワフルな方です。
ミュージシャンのエミリアーノ・ぺぺさんとご結婚されており、夫婦で何度も日本を訪れています。
ラ・ピーナさんが日本を知るきっかけはお父様で、お父様とともに日本へ何度も来日しており、50回以上も来日しているそうです。
ラ・ピーナさんにとって東京は「サプライズでいっぱいのプレゼントみたいなもの」と語っており、日本から多くの影響を受けているようです。
日本のしゃぶしゃぶやお好み焼きなどが好きで、イタリアのレストランでは王様のようでいることが当たり前で、不思議な体験ができて面白いと語っており、日本とイタリアの文化の違いを興味深く語ってくれます。
中でも居酒屋文化が好きで、酔っ払いのおじさんが話しかけてくれるのが楽しくて大好きだと言います。ラ・ピーナさんは日本に訪れるたびに違うエリアの民泊を利用するようにしており、お気に入りの街は下北沢と原宿で、行きつけのバーもあるほどです。
原宿の民泊に宿泊した時はファッションも楽しんだようです。なかなか日本に行けないとストレスを感じると思われるほど日本を愛している方で、イタリアのおすすめの観光地はアドリア海沿いやボローニャだそうで、ボローニャは観光客にも優しくおすすめだそうです。
まとめ
ラ・ピーナさんのアイラブ東京は日本を外から見るいいきっかけにもなるでしょう。
新しい切り口で日本を見ることによって今まで気づかなかったことや、忘れていたことなど、日本の良さを再発見することができるかもしれません。
世界のグローバル化が加速していく中で、日本はどういう国で今後どのようになっていかなければならないのかを考えるいいきっかけにもなるかもしれません。
アイラブ東京を読んでイタリアのことや日本の隠された魅力を発見してみましょう。