東京の真夏日継続日数の最長記録は?東京で一番熱い場所もご紹介!
夏の訪れは楽しみでもありますが、真夏日のような暑さが連日続くとそれはそれで憂鬱になってしまいますよね。
日中の暑さはもちろんですが、夜も寝苦しい日が続いてしまいます。
活動的に過ごしたいと思いつつ、その暑さが原因で逆に引きこもってしまいがちになる人もいるのではないでしょうか。
連日連夜続くと憂鬱になってしまいますが、東京の真夏日は一体どのくらい続いたのでしょうか。
真夏日の最長記録と、東京で一番暑い場所について記事にしました。
東京の真夏日継続日数の最長記録は?
真夏日・猛暑日と聞くだけで汗ばんできそうですよね。
夏は毎年暑い東京(に限らず)ですが、これまでの真夏日が連続して続いた最長記録のベスト5は以下の通りです。
1位 2004年7月6日-8月14日 (40日間)
2位 1995年7月23日-8月28日 (37日間)
3位 1894年7月10日-8月9日 (31日間)
3位 1881年8月7日-9月6日 (31日間)
5位 2010年8月10日-9月8日 (30日間)
こうしてみると、2004年と1995年がずば抜けていますね。
2004年の夏は私も鮮明に覚えています。
当時頻繁に出張で東京を訪れていて、「日本橋」「汐留」「浜松町」を電車で移動していました。
7月の上旬から居ましたが「こんな時期からもう暑いのか?」と心が萎えたものです(笑)
一緒に仕事をしていた東京の人も「今年は暑くなるの早いわ」と言っていましたし。
夏バテまでは行かなかったですが、かなり食欲が落ちたのを覚えています。
仕事終わりに飲んだビールが美味しかった記憶が蘇りました(笑)
上記ベスト5を見て面白いなと思ったことがあります。
3位タイは和暦に直すと「明治27年」「明治14年」。
それから約100年の歳月を経た日がランキングしています。
戦後の高度経済成長下でも暑かったと思いますし、高層ビルの建設ラッシュによって、気温が上がりそうなものと思っていましたが、そうではなかったのですね。
東京で一番熱いのはどこ?練馬で報道が多いのはなぜ?
東京都の気温観測点は千代田区、大田区、江戸川区、練馬区の4か所があります。
内陸2か所、臨海部2か所で、要所を抑えた観測ポイントと言えるでしょう。
ですが、ニュースなどのメディアでは「練馬区」の気温が一番という報道が多いですね。
その理由を考えてみましたが、これは東京という土地の特性に要因があります。
風は海からと山から吹きつけてきますが、東京は「東京湾」に面し、そこから風が流れ込んできます。
東京湾には京浜工業地帯が広がっていて、そこで少なからず風が暖まってしまうのは想像がつきます。
それが練馬区に届くのは首をかしげるところですが、練馬区は東京23区の北西部に位置しています。
その風が届かない…ということではなく、風が新宿・池袋・大手町の高層ビル群から排出される冷暖房機器の「温風」を、風に乗せて運んでくることが原因という説が有力です。
私もこの説はかなり有力だと思います。
新宿や池袋は古くから高層ビルが立ち並んでいましたが、近年では六本木を始め、渋谷にも高層ビルが目立つようになりました。
いくらクールビスを推奨し、冷房の使用を抑えているとはいえ、多くの高層ビルで使用するとその分熱気が発せられます。
一つのビルで小さな町一つ分くらいの熱量は発生しているでしょう。
六本木→渋谷→新宿→池袋を経由することを考えると、気温は高くなっているのは想像がつきます。
また練馬区も高低差のない地形ですので、その風が通りやすいということもあるようです。
まとめ
東京の真夏日の連続日数と都内で暑い練馬区についてまとめました。
真夏日が40日も続くとは正直考えたくないですが、気候に逆らうことは出来ません。
上手に付き合う方法を模索するべきでしょう。
また、高層ビル群の登場によって、場所による気温差が顕著になってきました。
大都市東京ならではと言えるのかも知れませんね。