彼岸明けに墓参りしても大丈夫?そもそも彼岸明けの意味って知ってる?
お墓参りはしていますか?
お墓参りはご先祖様を供養する大切な行事の一つです。
お墓参りを行う時期として、お盆や年明けは良く聞きますが春と秋のお彼岸もお墓参りの時期なのです。
そもそも、お彼岸って何?
彼岸明けっていつなの?
彼岸明けにお墓参りしても問題ないの?
知っているようで意外と知らないお彼岸について注目してみましょう。
彼岸明けにお墓参りをしてもいいのか?
決まったルールがないので、彼岸明けにお墓参りに行っても問題ありません!!
日にちや時間が合わず、お彼岸でない時期にお墓参りを行う分には問題ありません。
大事なのはご先祖様を供養し、感謝する気持ちが大切なのです。
それではお彼岸について少し掘り下げてみましょう。
お彼岸とは、春と秋の2回あります。
祝日の中に『春分の日』『秋分の日』がありますよね?
これはただの国民の祝日や、昼間と夜中の時間が同じ日という事だけではなく、実はお彼岸の真ん中の日を指しているのです!
これはなかなか知られていない事です。
という事で、お彼岸は『春分の日』『秋分の日』の前後3日間、1週間をお彼岸の期間としています。
2018年は春のお彼岸が3月18日から24日までの1週間、秋のお彼岸が9月20日から26日までの1週間となっています。
では、そもそも論としてなぜお彼岸にお墓参りをするのでしょうか?
実はお彼岸は日本独特のものなのです!本当に知られていません。
仏教より、この期間にお墓参りをして仏様に供養することで、死後に仏様のお力により成仏し、極楽浄土に生まれ変わることができるという考え方から、平安時代からお彼岸の時期のお墓参りが行われるようになりました。
お彼岸の時期のお墓参りには決まったルールがないので安心してください。
服装も喪服ではなくいつもの普段着で問題ありません。
ただし、あまり派手なものや露出の激しい格好は避けましょう。
(蚊がたくさんいる事がありますので普段着が無難ですね)
時間も午前午後どの時間帯でも問題ありません。
しかし、霊園などの施設にお墓がある場合はあまり遅い時間になるのは
閉園時間もありますので出来るだけ避けましょう。
彼岸明けの意味とは?どういう日なのか?
それでは、『彼岸明け』とは一体何なのでしょうか?知っていますか?
『彼岸明け』とは、春/秋それぞれの彼岸の期間の最終日のことを言います。
地域によっては『彼岸明け』という言葉が使われていない所もあります。
理由としては、生きている限り人には欲望や煩悩や迷いが付きまとっている。
そして人は悟りを開くため日々彼岸という世界を目指している。だからこそ彼岸が明けることはないという信条があるため『彼岸明け』はあえて使わないのです。
とても奥が深く、とても考えさせられる考え方ですね。
確かに人間は日々様々な欲望や煩悩や迷いがありますよね。
それが無くなるという事は完璧な人間になるという事なのかもしれません。
まとめ
ご先祖様に感謝をして、供養するお墓参り。
お盆や年明けだけでなく『春分の日』『秋分の日』があるお彼岸の時期にもお墓参りを忘れないようにしましょう。
しかし最近では多忙な人たちが増加し、お墓参りを行う機会が無い、お墓がない人が多くなってきています
お墓がない人は、ご先祖様にありがとうございますという気持ちを手を合わせて伝えるだけでも問題ありません。
感謝の気持ちを忘れない人には、ご先祖様が必ず守ってくれるはずです。
日々『彼岸』という世界を目指して、そして感謝の気持ちを末永く大切に持ち続けましょう。