ミニトマトとプチトマトの違いとは!?色の違いによって栄養が違うって本当!?
ミニトマトとプチトマトの違い・・・。
普段は何気なく聞き流していますが、考えてみたら違いってあるのかどうか気になりますよね。
そこで、この記事ではミニトマトとプチトマトの決定的な違いについて解説していきます!
さらにミニトマトの色の違いによって栄養が違うのかどうかについてもご説明いたします!
ミニトマトとプチトマトの違いとは!
まず正解から言っちゃうと、ミニトマトとプチトマトの違いはありません。
まったく同じものです。
ミニ=英語のmini
プチ=フランス語のpetit
たったこれだけの差という事です。
ただ、元々ミニトマトというのはトマトの種類を示していて、そこにプチトマトという商品名のトマトが出現した事によりごちゃごちゃになってしまったのです。
なので、簡単に説明するとすれば、
ミニトマト=種類
プチトマト=商品名
ということですね。
ミニトマトとかプチトマトの基準は?
ミニトマトとプチトマトの違いがないとわかったところで疑問になるのが、ミニトマトとプチトマトの基準ですよね?
なにをもってして、普通のトマトとの差を決めているのかと・・・。
これはズバリ重さです。
トマトの重さが5~30g程度のトマトのことを総称してミニトマトやプチトマトと呼ぶんです。
形が丸いものだけではなく、卵型のものなどもありますが、形によって基準が決められているわけではありません。あくまでも重さによって基準が決まっているのです。
ミニトマトの色の違いと栄養
ミニトマトにはさまざまな色がありますよね。
赤・黄・緑・黒とカラフルに色とりどりのミニトマトがあるのですが、あれってただ色が違うだけだと思っていませんか?
実は色ごとに味も栄養も違いがあるんです!
赤いミニトマトの味と栄養は?
まずは王道の赤いミニトマトの味と栄養についてご説明します。
甘味があってとても食べやすい一般的なミニトマトですね!
リコピンを豊富に含んでいるので美容効果もあります。
抗酸化物質であるリコピンを含んでいるので、老化防止に効果があり、トマトジュースなどを好んで飲む女性なんかも大勢いらっしゃいますよね。
黄色いミニトマトの味と栄養は?
実は赤いミニトマトと比べてさらに赤みが強いのがこの黄色いミニトマト!
ものによっては果物並みの糖度を誇るものもあるみたいですよ!
そんな黄色いミニトマトの栄養成分はシス型リコピン!
赤いミニトマトのリコピンよりも体に吸収されやすい成分なので、美容効果も赤いミニトマトよりも高いとされています。
緑色のミニトマトの味と栄養は?
熟していないミニトマトが緑色だと勘違いしている人もいますが、実は緑色で完熟のミニトマトもあるんです。
緑色のミニトマトはさわやかな甘みとほのかな酸味が感じられます。
が、ものによっては酸味の苦さがきわだっているものもあるようです(笑)
ちなみに、緑色のトマトには赤いトマトにはない栄養素、「トマチジン」が含まれており、動脈硬化の予防や血中コレステロールを下げる働きをしてくれます。
さらに、脂肪を減らし、筋肉を増やす効果があるとの実験結果も出ています。
黒いミニトマトの味と栄養は?
黒いミニトマトは非常に酸味が少ないのが特徴です。
実はもともとロシアのほうからやってきたと言われています。
栄養素としてはアントシアニンが多く含まれており、アントシアニンはブルーベリーなどでも知られる目の疲れに効く栄養素です。
さらにトマトに含まれる成分で有名なリコピンも黒いミニトマトには多く含まれています。
しかし、一般的にスーパーなどではほとんど出回らない為入手が困難なミニトマトなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ミニトマトやプチトマトの違いから、その色ごとの成分、栄養素に至るまで解説してきました。
今までは「色が違う」程度の認識だったとしてもこれからは味の違いや栄養の違いも楽しみながら味わう事ができそうですね!