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雨の日の洗濯物の外干しはアリ?ナシ?正しい方法と効果を解説! 

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ほとんどの人が梅雨の時期に悩まされるのは洗濯物のことではないでしょうか?

ジメジメした毎日に洗濯物も乾きにくいし、かといって乾燥機もコストがかかるので毎回は厳しいですよね。

 

雨の日でも洗濯物を外に干しているご家庭も見かけますが、部屋干しと外ではいったいどちらが正解なんでしょうか?

そんな雨の日の洗濯物についていろいろ調べてみました!

 

  

雨の日に洗濯物を外に干すのは正しい?効果はある? 

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実は洗濯物を乾かすのに重要なのは、日差しや温度よりも風なんです!

 

どんなに日差しや温度があっても、風がないと洗濯物は乾きません。

 

ということは、雨の日でも風があるなら外に干しても乾くということです。

もちろん、雨が吹き込まない、洗濯物が雨に濡れないというのが大前提ですが。

 

空気は温度によって飽和水蒸気量(=空気が含むことのできる水分量)が決まっています。温度が高いほど飽和水蒸気量は増加しますが、風による対流がないと水分がその場にとどまるので、洗濯物の周りが高湿度になってしまいます。

 

そうなると洗濯物は乾かなくなってしまい、温度が高ければ雑菌が繁殖しやすいので、最悪なぞうきん臭のする洗濯物が出来上がります。

 

最近では部屋干し用の抗菌性の優れた洗剤なども見かけますが、とにかく大切なのは洗濯物の周りの空気を入れ替えることになります。

 

部屋干しをする場合でも、窓を開けたり扇風機を回したりして洗濯物に風を当たるようにするのがポイントです。

 

ですので、ある程度風が吹いているなら、外で干してもある程度まで洗濯物は乾きます。

 

一番のおすすめは、最初は洗濯物を外に干して風を当ててある程度まで乾かし、その後は室内で窓を開けたり扇風機や換気扇で空気を流して、残りの湿った分を乾かします。

 

そうすることで、室内の湿度を極端に上げずに洗濯物を乾かすことができます。

雨の日は外で完全に乾かすことはできないので注意しましょう!

 

 

雨の日に外に干すときの注意点! 

雨の日に外に干す場合、注意点がいくつかありますので、気を付けましょう。

 

まずは先ほども言った通り、雨が吹き込まないことが大前提ですので、洗濯物を干す場所が雨で濡れないかどうか確認しましょう。

 

風の強さや風向きによってもかなり変わりますので、洗濯物を干している時間に雨で濡れないことが重要です。

 

雨水はとっても汚いということを覚えておきましょう。

空気中の汚れや雑菌を含んでいて、洗濯物が濡れてしまうとシミや悪臭の原因になりますので、雨で濡れないことが一番のポイントです。

 

また、雨が強い日は吹き込み方や跳ね返りなどが変わりますので、外に干すのは避けましょう。

 

次に、洗濯物を干すのに十分な広さがあるかどうかも重要です。

壁やベランダについてしまうような狭さでは、雨に濡れなくても伝ってきた雨水や汚れが洗濯物についてしまいます。

 

晴れの日や曇りの日よりは洗濯物は乾きにくいので、乾くのに時間がかかってしまう分、壁などの汚れが付きやすくなります。

 

なので、干す場所に十分な広さがない場合は外に干すのはおすすめできません。

 

 

雨の日の洗濯物はやはり部屋干し!

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実は洗濯物のプロは断然部屋干しなのをご存知ですか??

どうして部屋干しが良いのか、効果的な部屋干し方法などをお教えします!

 

部屋干しのメリットはいくつかありますが、一番の理由は天気によって左右されないところです。

 

さすがプロと言えますが、天気によって洗濯物の状態が変わるのは、仕事として難しいものがあります。

部屋干しの方がエアコンや扇風機、除湿機などによって空調をコントロールしやすいというのが一番の理由のようです。

 

また、花粉やホコリ、PM2.5や黄砂など、洗濯物に付着する心配がなくなりますので、季節によっては部屋干しの方が良い地域もあるでしょう。

 

こういった付着物は目に見えないので、ブロックするなら部屋干しが断然おすすめです。

 

その他にも、日差しによる変色や衣類の痛みを防ぐことができます。

衣類に優しい乾かし方は、乾燥機や外干しよりも部屋干しの方が優れているといえます。

 

 

次に効果的な部屋干し方法ですが、部屋干しする前に最低温度で乾燥機に5分くらいかけるのが良いようです。

 

これだけで部屋干しする時間を短縮でき、衣類にダメージを与えにいので、大切な衣類以外にはおすすめです。

 

次に干し方ですが、なるべく洗濯物が密集しないように、バスタオルならなるべく二重にならないように干すなど、洗濯物同士の間隔の確保から、洗濯物自体の乾きやすさを考慮した干し方を心がけましょう。

 

例としては、バスタオルの二重の他に、ボトムスのウエスト部分の重なりや、トップスの首周りや脇部分、パーカーなどのフード部分など、乾きにくい部分は重なる部分ですので干し方を工夫してみましょう。

 

また、洗濯物の干す位置は風通しの良い場所はもちろん、高い位置に干すのもポイントです。湿った空気は重いので下に行く傾向があるため、なるべく高い位置に干すようにしましょう。

 

風通しを良くするために、窓を開けたり、扇風機を洗濯物に当てたり、除湿機や換気扇を使ったりするのはもちろん、始めに浴室に干して換気扇をつけたりしても効果的です。

 

その他にもアイロンがけが必要なものは、むしろ生乾きの状態の方がスチームを当てたようになり、よりシワが伸ばしやすいのでおすすめです。

あとは、部屋干し用の物干し台や洗剤なども併せて使うと効果的です。

 

 

まとめ

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洗濯物はためるととっても大変ですので、こまめに行うのがおすすめです。

洗濯物を干すスペースや洗濯機の容量によっても違いますが、雨の日は晴れた日よりもどんな干し方が合うのか考える必要があるでしょう。

 

雨の強さや天候、室内外の温度や湿度、浮遊物や部屋の状態など、いろんな条件によって、干し方をうまく選択できるとより効果的に洗濯物を乾かすことができるはずです。