大学の部活がきついから辞めたい人へ!メリット&デメリットって?
大学生になればあこがれのキャンパスライフで、楽しい毎日を送っているはず!
と、思っていたら、うっかり部活に入ってしまい、毎日が灰色でしかたない・・・。
なんて人もいるかもしれません。
きつくて辛いから辞めたいけど、今のご時世で「就活に有利だから」なんて言葉を聞くと、なんだか踏ん切りがつかない、と思う人もいるでしょう。
そこで、「大学の部活は本当に就活に有利なのか」という疑問について調べてみました!
大学の部活がきついから辞めたい!部活のメリット&デメリット!
大学の部活というのはサークルとはだいぶ違っているのを知っていますか?
サークルと言えばキャンパスライフの代名詞くらいの活動で、友達や仲間、先輩や後輩、恋人などだいぶゆるい人間関係でできています。
飲み会や旅行のみ参加するユーレイ部員も少なくありません。
みんなで楽しくワイワイ盛り上がろうぜ!的なノリが、サークル活動の醍醐味と言えるでしょう。
一方、大学の部活というのはそんじょそこらの部活とはわけが違った、スポ根アニメも真っ青な修行の日々が待っています。
平日の大半は部活でつぶれ、土日も練習や試合、連休も遠征や合宿などでなくなることも珍しくありません。
汗水流してゴリゴリの縦社会にもまれ、上下関係を学び同期の仲間との絆を深めていく、というのが大学の部活と言えるでしょう。
これを知らずに入ってしまうと、イメージと違ったとかこんなはずじゃなかったなど、苦しくて辛いキャンパスライフを送る羽目になります。
では、大学の部活に入ることでどんなメリットがあるのか、まずはメリット・デメリットについてみていきましょう。
大学の部活に入るメリット
・忍耐力が普通の大学生と比べて、比べ物にならないくらい育つ
・上下関係が細部にまで沁みつくことができ、上からの理不尽な要求に耐性がつく
・人を見る目が育ち、人を動かす力が鍛えられる
・仲間の域を超える、一生モノの強い絆の同志ができる
・一年ごとに目標と役割が変わり、いろいろな経験を積めるとともに、大きく成長できる
・親やOB・OG、後援会などとのお金のやり取りを学べる
大学の部活に入るデメリット
・お金がかかる上に、バイトをする時間もない
・時間が大幅に制限され、まったく遊ぶ時間がない上に勉強する時間も短い
・心身ともに限界まで追いつめられることが良くある
・部活以外に交友関係が広がりにくい
・ゴリゴリの縦社会で理不尽なことがいっぱい起こる
物事の感じ方や価値観は人それぞれであり、メリットでもデメリットでもひとつとってみても、自分にとって意味があると思うかどうかは個人差があります。
デメリットばかりが目に付くときは一度頭をリセットして、客観的に物事をとらえられるようになるまで冷却しないと、いつまでたってもデメリットや自分の負の感情ばかりに目が行きがちです。
辞めてしまってから後悔することのないように、自分にとって大切なものや優先順位などを見つめ直してみましょう。
大学の体育会系の部活は本当に就活に有利なのか?
上のメリットで気づくと思いますが、実際に就活に有利かどうかでいえば、正直なところ有利であると認識できることは少ないと思います。
でも、大学の間に何を学んだか、何をしてきて何ができるのか、そして何をしたいのかという企業の面接や試験にはパスしやすくなるとは思います。
自分の中に引き出しがたくさんできる経験をしているので、面接でも話題には困らず、上下関係を学んでいるので、失礼な態度やマナーなどにおいてアドバンテージを取りやすいのは事実でしょう。
ただぼーっと4年間を流されて過ごしてきた人と、主体的に何かに取り組んできた人では、バイタリティや適応能力などに大きく差が出ます。
でも、今は絶賛就活氷河期時代ですので、周りもただ無駄に大学生活を過ごしている人は少ないでしょう。
その中で有利になるかどうかはあまり差が出にくいというのが現状です。
就活よりも社会に出てからの方が、より部活に入ったメリットを実感しやすいのではないでしょうか。
社会に出ればもちろん自分が一番下になるのは当たり前なので、先輩や上司に対する接し方や気配り、対応などで困ることが少ないでしょう。
忍耐力も人一倍あるので、すぐに会社を辞めようという気持ちにもなりにくいものです。
まとめ
「継続は力なり」というのは本当で、何事も続けるということは自分を大きく成長させてくれること間違いなしです。
ただし、本当にブラックな企業もあるので、そこは持ち前の忍耐で耐える必要はありませんので、注意してくださいね。