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チューリップの球根の増やし方が知りたい!チューリップの基礎知識! 

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春に咲く可愛いチューリップは、昔からとっても人気で有名な童謡にもなるくらいですが、その品種は本当に様々で、花の色もたくさんあります。

 

1本だけでも存在感がありますし、春の代表的な花でもあるため、花束や生花として良く見受けられますが、花壇に並んで咲く姿にもほっこりします。

 

そんな可愛いチューリップを自宅で増やせないか調べてみました!

チューリップの球根を増やせないか考え中の人に、是非参考にしていただきたいです。

 

 

 

チューリップの球根を増やすにはどうしたら良いのかプロに聞いた! 

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一般的に球根は栄養分を豊富に含み、花が咲き終わると球根の周りに子球ができ、その子球をを分球することで、球根を増やすことができます。

 

チューリップの子球は親球の周りにできて、親球のように大きくなります。

ただしチューリップの球根は、子球がいくつかできた後に親球が消滅してしまいます。

 

この子球は花を咲かせるほどの栄養分がないことも良くあるので、子球を肥大させる必要があります。

 

チューリップの球根の寿命は1~2年といわれており、花が咲き終わったら適切なタイミングで掘り出して、適切な条件で保存しておく必要があります。

そして、場所に適した植え方をすることで、またキレイな花を咲かせることができます。

   

チューリップの球根の植え方から保存まで基礎知識を押さえよう! 

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チューリップの一年のサイクルを見ていきましょう。

チューリップは

  • 植え付け
  • 開花
  • 花の切り取り
  • 育成
  • 球根の掘り出し
  • 球根の貯蔵

そしてまた①の植え付けの順にサイクルしています。

 

植え付けるタイミング

チューリップは10月~11月上旬に植えますが、植える前に球根用の消毒液に浸し、ふっくらとつやのある球根を選ぶようにしましょう。

 

鉢植えの場合は、上から10㎝程度の深さに、球根1~2個分の間隔をあけて植えましょう。

下は15㎝程度の深さが残るようにしましょう。

鉢の場合は毎年土を新しくする必要があります。

 

花壇に植える場合は、深さも間隔も球根2個分程度(約10㎝)にして植えるようにしましょう。

浅く植えてしまうと、根の力で球根が地上に出てしまうことがあるので注意しましょう。

 

花は寒くならないと咲かないので、秋に球根を植えるのが特徴ですが、日当たりの良い場所に植えるようにしましょう。

 

また、チューリップは水やりが大切ですので、土が乾燥しないようにこまめにゆっくりたっぷりとお水をあげましょう。

 

チューリップの根は乾燥したり傷ついたりするとダメになってしまうので、水やりも含めて取り扱いに注意しましょう。

 

花を切るタイミング

花が奇麗に咲いているタイミングで花を切ることで、花も楽しめ、より球根を肥大させることができます。葉っぱは切らないように気を付けましょう。

 

球根を掘り出すタイミング

花を切り取った後、葉っぱだけになっても水をあげ続け、球根にしっかりと栄養を蓄えさせてあげると、翌年も奇麗な花を咲かすことができます。

 

葉っぱが黄色く枯れたら掘り上げるタイミングですので、優しく取り出し土を綺麗に落とし、通気性の良い袋に入れて日陰干ししましょう。

 

子球が残り親球がない場合もあるので、その時は子球を一つ一つ丁寧にはがし、分球してあげましょう。

 

大体、5~6月ごろが掘り出しのタイミングになります。

 

適切な保存方法

土の上で保存すると水を吸ってしまうので、必ず地面から離して風通しの良い場所で保管しましょう。

 

植えっぱなしでも生育可能な植物もたくさんありますが、チューリップは植えっぱなしにしてしまうと、土の中で腐ったり枯れたりして翌年に花を咲かせることが難しくなりますので注意しましょう。

 

 

まとめ

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チューリップは秋から植え付けをして、越冬するまで水やりを忘れずにし、病気や虫などがつかないように注意が必要です。

 

こうして手間がかかるからこそ、春に奇麗な花を咲かせてくれた時の感動や美しさも倍増するというもの。

 

春を代表するチューリップ、あなたも育ててみませんか??