介護施設の夏祭りの食べ物はこれがおすすめ!高齢者に人気のお祭り飯
介護施設で夏になると行われる夏祭り。
楽しみにしている入所者の方も多いのではないでしょうか?
スタッフの方の中には、どんな出店を出すかでお悩みの方もいるかと思います。
そこで今回は、介護施設の夏祭りで入所者の方に人気の食べ物などについてご紹介したいと思います。
介護施設の夏祭りで人気の食べ物5選!
たこ焼き
お祭りの定番といえば、やっぱりたこ焼きですよね!
そんなたこ焼きは介護施設の入居者の方にも、人気が高いメニューです。
大きさも調度一口サイズで、高齢者の方でも食べやすいですね!
ただ歯の弱い方には、中のたこが噛みづらい場合もあるので、大きさを調節するなど食べやすくアレンジしてあげてくださいね。
お好み焼き
こちらもお祭りの定番メニューですね。
食べやすく柔らかいお好み焼きは、介護施設の夏祭りにはぴったりです!
たこ焼きのタコのように噛みづらい具もないので、どんな方でも安心して食べられるおすすめの一品です。
丸の状態で出すよりも、ある程度切り分けて出した方がより食べやすくなって良いですよ!
焼き鳥
お肉好きの方に人気なのが、こちらの焼き鳥です。
串に気を付ける必要がありますが、お肉は小さく切り分けられているので、入居者の方にも食べやすいメニューです。
歯が弱い方には、やわらかいつくね串などを用意してあげると、食べやすくて良いですね!
わたあめ
わたあめというと子どもの食べるものだと思われがちですが、高齢者の方にも人気が高いです。
手でちぎるので食べやすく、ふわふわですぐに溶けてしまうので、喉に詰まるなどの心配もありません。
お祭りの雰囲気作りとしてもおすすめのメニューです。
かき氷
暑い夏にはぴったりな、お祭りの定番スイーツかき氷です。
かき氷器さえあれば、あとは氷とシロップを用意するだけなので、コストもそれほどかからないですね!
イチゴ、メロン、抹茶など、シロップの種類をたくさん用意すれば、より入居者の方にも喜ばれること間違いなし!
介護施設の夏祭りの食べ物でNGなものもある!?
お祭りの定番メニューとして人気の、焼きとうもろこしやリンゴ飴ですが、介護施設の夏祭りではあまりおすすめできません。
焼きとうもろこしは歯の弱い方には食べづらく、粒が小さいのであやまって誤嚥してしまうおそれもあります。
リンゴ飴は、まわりの硬い飴も中のリンゴも、高齢者の方には食べづらい食材です。
他にも肉の塊や弾力のあるもの、噛みきりにくいものなどは避けた方が良いでしょう。
入居者の方に安心して夏祭りを楽しんでもらうためにも、メニューは食べやすいものを用意してあげてくださいね。
介護施設の夏祭りの食べ物で気を付ける点って?
介護施設の夏祭りの食べ物では、いくつか気を付けるポイントがあります。
はじめて夏まつりに参加されるスタッフの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1回分の量は少なく
高齢者の方の食べる量は、成人と比べるととても少ないです。
1回分の量を多くしてしまうと、すぐにお腹いっぱいになってしまいます。
色々な食べ物を楽しんでもらうためにも、1回分の量は少し少な目に設定しましょう。
食べやすいサイズにする
入居者の方の中には、食べ物を切り分けたり噛んだりするのに、時間がかかってしまう方もいるかと思います。
たこ焼きなどは通常より少し小さ目に、チョコバナナなどを出す際は、一口サイズにカットしてあげるなど、食べやすい状態にする配慮も大切です。
味付けは気持ち薄めに
お祭りの食べ物はどれも味が濃いイメージがありますが、介護施設のお祭りでは、少し薄めにすることをおすすめします。
中には食事制限がある方もいるため、塩分などには気を付けるようにしましょう。
具材は小さ目に切る
肉や野菜などの具材は、噛みきりやすいように小さ目に切りましょう。
介護施設の入居者のほとんどが高齢者なため、歯があまり強くない方も多いです。
噛み切れなかったものをそのまま飲み込んでしまうと、喉に詰めてしまうこともあるかもしれません。
具材は小さく、時には細切れにするなどして、食べやすくしてあげましょう。
まとめ
高齢者の方にも、お祭りのメニューはやはり定番ものが人気ですね!
ですが一般的なお祭りで出るものよりも、高齢者向けに少しアレンジして出してあげる必要があります。
スタッフの方々は大変でしょうが、入所者の方が安心して楽しめるよう頑張って準備してあげてくださいね。