時短勤務は3歳以降どうしのぐ!?延長交渉や働き方の工夫次第!?
3歳に満たない年齢の子供を育てていると適用される「時短勤務」。
子供が3歳になるに伴って「時短勤務の壁」に悩んでいるお母さんも多いでしょう。
今回はそんな「時短勤務」について詳しくご紹介します。
先輩ママさんたちは時短勤務は3歳以降どうしてる?
改正育児休業法により「3歳に満たない年齢の子供を育てている」という条件にあてはまる方が利用できるのが「時短勤務」です。
原則として1日に6時間の勤務となり、ゆっくりお子さんを保育園に預けて、早めにお迎えに行ける制度です
最近は「夫婦共働き」の家庭が多いことから、この時短勤務制度を利用しているお母さんも多いでしょう。
ですが、この時短勤務制度は3歳を節目に利用することができなくなり、ライフスタイルの変化により頭を悩ませているお母さんも多いです。
では実際にその「時短勤務の壁」を乗り越えたお母さん方はどうしているのでしょうか。
時短勤務終了に伴い、勤務時間が1日8時間になったことで、朝の保育園の登園時間を1時間早め、またお迎えの時間を1時間遅らせることになります。
1時間遅らせても、通勤時間がかかってしまうので、園の閉園時間に間に合わないというお母さんも多いですね。
その場合はやはり周囲の人の力を借りることが必要になってきます。
例えばご主人が定時退社の場合は、朝、保育園に送るのはお母さん、帰りに迎えに行くのはお父さんというように分担している方も多いです。
また近くに両親(お子さんの祖父、祖母)がいらっしゃると言う家庭では、おじいちゃん、おばあちゃんにお迎えを頼んでいる方もいらっしゃいます。
お父さん、お母さんともに定時退社ができない場合は、閉園時間のギリギリまで延長保育を利用するというのも、一つの方法でしょう。
様々な方法で「時短勤務の壁」を乗り越えている方が多いですが、とくに多かったのが「ファミリーサポート」を利用している方です。
地域によってファミリーサポートという制度に登録している方が、両親の代わりに保育園にお迎えに行き、その後数時間から長くて夕食までをその方の自宅でお子さんの面倒をみてくれます。
お父さん、お母さんは仕事が終わった時点でファミリーサポートの方の自宅へ、お子さんを迎えに行きます。
これなら延長保育を利用しなくても、また最後までお子さんが一人で保育園に残ることもないので安心できますね。
ファミリーサポート制度は地域の支援サービスとして運営されていますので、お住まいの地域によって時間や料金などは様々です。
一度、お住まいの地域の担当の方に聞いてみるのも良いでしょう。
そもそも時短勤務の法律ってどんなの?
時短勤務の壁の乗り越え方について紹介しましたが、そもそも時短勤務についての法律はどうなっているのでしょう。
時短勤務は「育児・介護休業法」という法律に基づいていますので、しっかりと定められている規則となっています。
原則としては「3歳に満たない子を持つ労働者は原則1日6時間の労働時間にする」というもの。
1日6時間という規則はありますが、例外もあります。
どうしても1日6時間という労働時間が厳しいという企業は次のような3つの方法が適用されます。
まず一つ目は「フレックスタイム制を導入すること」。
これは労働時間を何時から何時と定めるのではなく、好きな時間から仕事を開始出来るというものです。
二つ目に「始業時間、就業時間の繰り上げ、繰り下げ」。
三つ目に「保育施設の設置運営」という三つが適用されます。
仕事が終わっても保育園にお迎えに行くまでの時間がどうしてもかかってしまう場合、近隣に保育施設ができるととても便利ですね。
このように法律では定められているものの、会社によって「時短勤務」の方法は様々であるといえます。
みなさんのライフスタイルに合わせて、自分で考えて調節する必要があるのですね。
まとめ
とてもありがたい時短勤務ではありますが、時短勤務からフルタイムに変わるとお母さん、お父さんにも、お子さんにも負担は増えてしまいます。
周りの人に頼ったり、便利な制度を利用して乗り越えましょう。