あせもがかゆくない!あせもの種類と効果抜群のあせもの治し方!
夏場や汗をかきやすい場所にいると、いつの間にかできてしまうあせも。
赤いブツブツが気になるし、かゆみもあってとっても辛いですよね。
今回は、そんなできてしまったあせもに効果的な対処法や、あせもの原因と対策についてご紹介していきたいと思います。
あせもがかゆくない!あせもに効果のある処置方法!
できてしまったあせも、かかないように我慢するのはつらいですよね。
あせもには水晶様汗疹、深在性汗疹、紅色汗疹と3つの種類があるのですが、最も一般的でかゆみがでるのは3つ目の紅色汗疹です。
ひどくなるとかゆみだけではなく、痛みを感じることもあります。
それではどんな対処法が効果的なのか、かゆくなりにくい方法や薬の使用方法などもあわせてご紹介していきたいと思います。
できてしまったあせもの対処方法
あせものかゆみを抑えるために大切なのは、「体温をあげない」「体を清潔に保つ」「あせもをかきむしらない」という3つのポイントです。
中でも「体温をあげない」というのは、かゆみを抑えるのに最も効果的です。
体温が上がり血行が良くなると、あせもはかゆみを増します。
あせもができている間は、運動や湯船に浸かるのは避け、就寝時はエアコンを利用するなどして、体温が上がりにくい環境を作りましょう。
また食事の場では、辛みのあるものやアルコールは控えましょう。
辛い物やお酒は体温をあげる効果があるので、摂取するとかゆみが増してしまうことがあります。
かゆみを抑えたい時には、そのような食事は避けることをおすすめします。
「体を清潔に保つ」のも、早く完治させるためには重要なことです。
赤く湿疹が出てかゆみのあるあせもは、肌が炎症を起こしている状態です。
炎症を起こしている場所に雑菌が入ってしまうと、さらに症状が悪化してしまう恐れがあります。
そうならないために、体をこまめに拭いたり服を着替えたり、可能であればシャワーをあびるなどして常に体を清潔に保つようにしてください。
患部を拭いたり洗ったりする場合には、肌にダメージを与えないようにやさしく行うようにしましょう。
最後の「あせもをかきむしらない」ですが、かゆいのにかかないようにするのは非常につらいと思います。
ですがあせもをかいてしまうと、かきむしった場所から雑菌が入ったり、水泡がつぶれ周りにとびひしたりして、あせもが悪化してしまうことがあります。
そうなると完治するまでにさらに時間がかかり、より辛い状況が長く続くことになります。
つらいとは思いますが、あせもの重症化を避けるためにも、絶対にあせもはかきむしらないよう注意してくださいね。
薬の使用方法
あせもを早く完治させたいという方には、あせも用の薬の使用をおすすめします。
あせも用の薬には炎症を抑えるものや、かゆみ止めの効果があるものもあり、短期間で症状を改善することができます。
ですがそんなあせも用の薬には、使用する場合にいくつか注意しなければならないこともあります。
あせも用の薬は局所のアレルギー反応を抑えるとともに、皮膚の細胞が増えるのを抑えてしまう働きもあります。
そのため長期にわたり使用すると、皮膚が薄くなってしまうなどの副作用が出てしまう可能性があります。
また体質などによって、あせも用の薬があわないという方もいるようです。
あせも用の薬を使用する場合には、患部の様子を見ながらなるべく短期間で使用し、1週間以上続けて使用するのは避けましょう。
肌に合わないと感じた方や、あせも用の薬の使用が心配という方は、自分で判断するのではなく、一度皮膚科を受診することをおすすめします。
あせもが出来てしまう原因と対策
ここまであせもの対処法などについてご紹介してきましたが、できれば辛いあせもなどできない方が一番ですよね。
そこでここからは、あせもが出来てしまう原因や対策について、詳しくご紹介していきたいと思います。
あせもはその名の通り、汗が原因となり肌が炎症をおこしてしまった状態を指します。
通常であれば入り込まないはずの場所に、汗が入り込んでしまうことで起こってしまう症状です。
あせもはどんな人にでもできる可能性はありますが、人によっては体質なども深く関係しています。
例えば汗をかきやすい所謂「多汗」の方や、汗を分泌する汗腺が密集している方は、炎症を起こしやすくあせもができやすい体質と言えます。
また敏感肌の方やアトピー性皮膚炎の方は、肌のバリア機能が低下しやすいため、また違った理由であせもができやすい体質と言えます。
このように、体質により他の人よりもあせもができやすい方もいるので、該当する方はしっかりと対策を行う必要があります。
対策として最も有効なのは、前項でもあった「体を清潔に保つ」ということです。
あせもの原因となる汗をなるべくこまめにふき取り、肌を清潔に保つよう心がけましょう。
汗をかきやすい人などは着替えを用意するなどして、なるべく汗がついた衣服を放置しないようにしてください。
また敏感肌などの肌のバリア機能が低下しやすい人は、しっかりと保湿を行うのも大切です。
頻繁に体を拭いたりエアコンの効いた部屋にいたりすると、肌が乾燥してバリア機能が低下しやすい環境となっています。
乾燥が気になる方は保湿ローションなどを使用し、しっかりと乾燥から肌を守ってあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かゆみが辛いあせもですが、薬を使用したり正しく対処したりすれば、症状をいくらか軽減することはできます。
かきたいという気持ちをぐっと我慢して、まだ症状が軽いうちに素早くあせもを完治させることをおすすめします。
その際にはぜひ今回ご紹介した対処法などを活用してみてくださいね。