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扇風機とエアコンはどっちが電気代がかかる?うまく使って節約上手!

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真夏の生活を涼しく快適に過ごすための冷房器具といったらエアコンと扇風機ですね。

常に涼しい環境を手に入れたいところですが、気になるのは電気代。

 

実際のところ、扇風機とエアコンの電気代はどのくらいの差があるのでしょうか?

扇風機とエアコンを併用した電気代節約方法も合わせてご紹介します。

 

扇風機とエアコンはどっちが電気代がかかるのか徹底比較!

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扇風機の電気代は安いイメージですが、最近では省エネエアコンも多く販売されています。

実際に扇風機とエアコンの消費電力を比較すると、どんな結果になるのでしょうか?

まず電気代の計算方法です。

 

電気料金=消費電力(kW)×使用時間(h)×1kwhあたりの電気料金

 

1kWhあたり30円として計算します。

 

省エネエアコンの消費電力は約410Wなので、0.41kW×1h×30円=12.3円

さすが省エネですね!

 

1時間エアコン使用すると電気料金は12.3円かかります。

これを1日10時間で30日間使用した場合

0.41kW×10h×30日×30円=3,690円となります。

 

ちなみに省エネではない、従来のエアコンの消費電力は、約600Wですので、同じ条件で計算してみると・・・

0.6kW×10h×30日×30円=5,760円

やはりエアコンを使用すると、電気代は高くなりますね。

 

では扇風機はどうでしょうか?

扇風機の消費電力は40W。

省エネエアコンの10分の1の電力しか消費しません。

 

したがって一か月の電気代は369円となります。

やはり扇風機は電気代が安いですね。

 

エアコンよりも扇風機の方が電気代がかからないという結果になりました。

 

扇風機とエアコンをどうやって使い分けると電気代節約?

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しかし、いくら電気代がもったいないとはいえ、真夏の暑さをエアコンなしで過ごすのは、難しいですよね。

暑いのを我慢し過ぎて、熱中症になってしまっては大変!

涼しく快適に過ごせて、電気代をおさえる方法があるんです。

 

その方法とは、エアコンよりも電気代が安い扇風機を活用すること!

扇風機とエアコンを併用することで、体感温度を下げながらも電気代の節約ができるんです。

 

エアコンの設定温度を1℃上げると、電気代を約10%節約できます。

 

そして扇風機を上手に併用すると、体感温度を2~3℃も下げるられるんです。

 

つまり、エアコンの設定温度を今までより2℃上げても扇風機も使用することで、体感温度は変わらず涼しいまま、電気代が約20%カットできるというわけです。

 

では、扇風機とエアコンをどのように併用すると良いのでしょうか?

ポイントはそれぞれの風の向きにあります!

 

冷気は下に流れ、暖気は上に残ります。

オフィスなどで冷房を付けていると、足元だけがやたらと寒く感じるのはそのためです。

 

ですので、エアコンの風が届きにくい上部に扇風機の風を当てましょう。

下に流れた冷気が部屋全体に循環し、体感温度を下げることができます。

 

冷気は自然と下に流れるので、エアコンの風向きは水平にしましょう。

そして扇風機は首の角度を上向きにし、エアコンの風とぶつかるようにしておきます。

 

冷気が循環して部屋全体が涼しくなり、快適に過ごすことができますよ。

エアコンと扇風機の併用で、電気料金がどのくらい節約できるのか計算してみました。

 

先ほどの従来のエアコンの電気料金5,760円ー1,152円(2℃下げた時のエアコン代20%カット分)=4,608円

 

この金額に、扇風機を併用した時の電気料金369円をプラスすると・・・

 

4608円+369円=4,977円

5,760-4977=783円

 

エアコンの電気料金は、扇風機を併用することで一か月783円の節約ができます。

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

扇風機は電気代があまりかからないとよく耳にしますが、ここまでコストパフォーマンスが良いとは。正直驚きました!

 

エアコンが主流となった今でも、扇風機は夏の必需品ですね。

暑い夏を乗り切るため、扇風機とエアコンを上手に活用し、快適に過ごしてください。