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稲の育て方、小学生でもできるバケツ栽培!子供と一緒に挑戦しよう!

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お米を育てるのは大変ですが、実はバケツでも出来るということを知っていますか?

 

小学生でも簡単にできますし、また出来たお米をちゃんと食べることもできます。

今回はそんなバケツでの稲の育て方を紹介します!

 

お子さんと一緒にやってみてくださいね。

 

 

小学生向け稲の育て方!種もみ~田植えまで!

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まずは種籾(たねもみ)を用意します。

浸る程度の水に入れ、すこし芽が出るまで置いておきましょう。

 

芽が出たら小さな容器に入れ替え、種籾が見えなくなる程度の土を被せます。

 

多めの水をあげていると、1ヶ月程度でグングンと成長し、立派な苗になります。

苗が15センチ程度育つまでの間にバケツを用意します。

 

肥料を混ぜた土をバケツの半分まで入れます。

その上から土がヒタヒタになるほどの沢山の水を入れましょう。

 

苗が育ったら実際に田植えをします。

一番よく成長している苗を3株選び、その3株を小さな容器から丁寧に抜きましょう。

丁寧に抜いたらひとまとめにし、バケツの真ん中にまとめて植えます。

 

根元から3センチ程度を土に真っ直ぐに植えましょう。

バケツでは大きさの都合上、これしか植えることができませんが、この3株もしっかりと育ってくれますよ。

 

目安としては、初めの種籾の発芽を4月に開始し、その後稲が成長していき、実際に田植えをするのを5月下旬から6月を目安とすると良いです。

 

以上がバケツでの田植えの方法となります。

 

小学生向け稲の育て方!その後の管理~脱穀まで!

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では実際に田植えをしたあとは、どうすればいいでしょうか。

そのあとの管理方法は意外と簡単です。

 

ひたすら水が減ってしまわないように、水やりをするだけです。

ヒタヒタに、バケツ7分目程度までがしっかりと水に浸るようにしましょう。

 

乾燥が一番の大敵ですので、稲が黄色く色づくまで水やりを繰り返します。

稲が黄色く色づいてきた頃が収穫の目安です。

 

稲が黄色くなったら一旦バケツの水を捨てます。

そこから10日間は水やりをせず、放置します。

10日後、収穫した稲を紐などで束ね、完全に乾燥するまで日当たりの良い場所につるしておきましょう。

 

完全に乾燥したら脱穀します。

束ねた状態の稲の端に、割っていない割り箸をはさみ、稲の端を上に引き抜きます。

 

そうすることで稲から脱穀することができます。

そのあとは、もみをすり鉢などの容器にいれ、野球ボールなどの固くて球状のものでよくすります。

 

これを「もみすり」といいます。

もみすりが終わったら、フーっと息を吹きかけるだけで容器のなかには玄米だけが残っている状態になります。

 

ここで黒い玄米や変色しているものは取り除きましょう。

いいものだけを残したら、瓶などの容器に玄米をいれ、上から棒で直接玄米をつつきます。

 

そうすることで玄米の表面だけが少しずつ削れ、白米になります。

完全に白米にするためには、なかなかの時間と力をつかいますが、頑張りましょう。

 

表面が白くなったら精米完了です。

よく洗えば、ちゃんと食べることもできます。

 

このような工程を経て、普段何気なく食べているお米も作られています。

お米の成長過程は、なかなか知る機会もありませんが、このようにバケツで体験してみると、その大変さやありがたさを知ることができますね。

 

また、一番初めの苗になるまでの過程や、最後の脱穀、籾すりなどは小学生のお子様だけでは難しいかもしれません。

 

お母さんも力を合わせて一緒に作業することで、家族の絆も深まりますね。

 

 

まとめ

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いかがでしょうか。

 

毎日何気なく食べているもの全てに、このような工程があり、その作業を一生懸命している人がいるからこそ、毎日美味しいご飯を食べることが出来るということを学ぶ良い機会になると思います。

 

みなさんもぜひお子さんと一緒に「バケツでのお米栽培」をやってみてはいかがでしょうか。

 

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