朝顔を植える時期はいつ?最適な朝顔の種まきの時期とは!?
たくさんの綺麗な花を咲かせること知られている朝顔ですが、最適な種まきの時期がいつなのかは諸説あるようです。
せっかく植えるのですから、正しいと言われる時期に植えたいもの。
小学校の頃に朝顔を育てたことがある人は多いと思いますが、その時のことは忘れてしまっている人が大半でしょう。
綺麗な花を咲かせるためには、ちょっとしたコツとポイントが必要です。
朝顔の種を植える時期や、綺麗な花を咲かせるためのコツをまとめてみました。
朝顔を植えるのに向いている時期は?
朝顔には「一年草」「多年草」に2種類があります。
どちらもきちんと育てると、綺麗な花を咲かせますが、ここでは「一年草」について書きます。
朝顔は種を植えてから、約2か月で花を咲かせます(環境で違いあり)。
花が咲くタイミングの時は25度前後の気温が必要とされるので、逆算して種をまくと良いです。
基本的に考えると、5月下旬が最適なタイミングと言えます。
そうすると花を咲かせるのは7月下旬ということになり、平均気温も25度は確実に超えています。
ですが、北海道と東北に住む人には注意が必要です。
朝顔は「霜」に大変弱く、一度でも霜にあたってしまった朝顔は、ほとんどの場合花を咲かせることはありません。
特に北海道は5月下旬でも霜が発生するときがあります。
それを考慮すると6月上旬が最適と言えるでしょう。
九州・沖縄に住む方たちは、4月下旬から5月上旬に種をまいても問題はないでしょう。
それぞれの地方の気候特色に合わせ種まきをしてください。
多年草の朝顔は種のまき方や育て方が多少異なりますので、上記のやり方ではうまく花を咲かせないこともありますので注意してください。
朝顔を植えるときのコツと注意点!
朝顔の種は土に約2センチのくぼみを作り、その中に種を入れます。
種には膨らみがありますので、その膨らみが上になるように種を入れて下さい。
種の表面は硬いので、ヤスリやカッターなどで少し傷をつけると芽が出やすくなります。
「ヘソ」の部分は傷をつけないように注意してください。
一つの朝顔を育てたいと考えている場合は、ほとんど考慮することはありませんが、いくつもの朝顔を育てようと思っている人は注意しなければならないことがあります。
それは種と種の間隔です。
間隔が20センチ程度になるように植えて下さい。
この間隔を保つと、朝顔はきちんと成長します。
仮に3つの朝顔を育てたいと思ったら、60センチ超のプランターを準備しましょう。
種を植える時に肥料をしっかり入れることで、その後2週間は肥料をあげる必要はありません。その後は1週間の間隔で肥料を入れるとよいでしょう。
水やりの頻度も花をつけるまでは、土が乾いたらあげる程度で十分。
花をつけた後は朝と晩にたっぷりと水を与えるようにします。
朝顔はそのままにしておくと、地を這うようにツルが伸びてきます。
そのままでは花をつけることが出来なくなるので、「支柱」立てて、そのツルが支柱に巻き付くように誘導します。
やり方は簡単。
伸びてきたツルを支柱に絡めてあげるだけで、ツルは勝手に上へ上へと延びて行きます。
もう一つ大事なこととしては、ツルは余る上へ伸ばしすぎないこと。
葉が10枚ほどになったら一番上の芽を切ってあげてください。
そうすることでツルの脇からも芽が出てきて、その芽に花を咲かせます。
多くの花を咲かせるには必要な事なので、この手間は惜しまないようにしましょう。
まとめ
朝顔は決して育てるのが難しい花ではありません。
少しのポイントを抑えることで綺麗な花を咲かせてくれます。
大輪の花を咲かせるは大袈裟ですが、季節感もしっかり感じることもできるので、是非チャレンジしてみてください。
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