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田植えの順番は?やり方は?初めてでもできる田んぼでお米を栽培!

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「田植え」ときくと、広大な土地で米を育てることを想像してしまいますが、実はそんなに広い土地でなくても、また初心者の方でもやり方さえ守れば出来るということをご存知ですか?

 

今回はそんな田んぼでお米を育てる際のやり方とコツをご紹介します。

 

 

基本的な田植えの順番とやり方を解説!

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お米を育てるときにまず「苗」を植えますね。

その苗を作るときから田植えは始まります。

 

4月に種籾(たねもみ)を水によく浸し、発芽しやすい状況をつくったら、小さな容器に入れ土をかぶせ、よく日が当たるところに置いてあげると、芽が出てきます。

 

ある程度の大きさになるまで育てます。

 

5月になったら、苗を育てている間に田んぼの土を起こして肥料を混ぜましょう。

これを田起こしといいます。

 

その後、田んぼにたくさんの水を張り、柔らかい状態の土を作ります。

これをすることで苗をしっかりと植えることができます。

 

6月になったら、苗を田んぼに植えましょう。

畑の隅から隅まで、等間隔で植えてあげることが大切です。

 

このあとは9月の収穫に向けて、手入れを続けてあげましょう。

雑草が生えると、雑草に養分を取られてしまい稲の成長を妨げます。

 

また乾燥している状況も稲には大敵です。

しっかりと十分に水をあげ、乾燥しないようにしましょう。

 

適切なお手入れを続けることで、9月には田んぼが黄色く色付き、収穫の時期を迎えることができます。

 

コンバインという機械を使い、稲から籾をとります。

その後、籾から籾殻をとってあげる籾すりという作業を経て、玄米となります。

 

長期保存したい場合は玄米のまま保存しておくといいでしょう。

精米し、白米にした状態で保存するよりも、玄米で保存したほうが虫がつきにくくなります。

 

玄米で保存をし、定期的に一定の量を精米することで長期間美味しいお米を楽しむことができます。

 

良いお米を作るために!田植えのコツ!

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ではお米を作る方法と手順がわかったところで、より美味しいお米を作るためのコツをいくつか紹介します。

 

まずは田植えの時期に、苗を植える間隔に気をつけましょう。

 

一般的には20センチ程度の間隔で苗を植えると言われておりますが、この間隔を30センチに広げてあげることで、ひとつひとつの苗により多くの栄養が行き渡り、よりしっかりとした稲に成長します。

 

ですが、あまり敷地面積が広くない場合は植える苗の量が減りますので、敷地面積に合わせて調節すると良いでしょう。

 

間隔は15センチから30センチ程度に。

沢山植えたいからといって15センチを下回ると稲が成長してくれない原因にもなりますので注意してください。

 

次に苗の植え方にもコツがあります。

苗を植えるときに田植え機をつかうと思いますが、この時「まっすぐ」植えることを意識しましょう。

 

いくら縦方向がまっすぐ等間隔であっても、横方向がまっすぐ、等間隔でなければ成長不良の原因になってしまいます。

 

田植えのときに丁寧に綺麗に植えてあげることで稲の出来上がりも左右されます。

また田植え機を使わない、手植えでも同じことが言えます。

 

紐に目印をつけたものなどの「ガイド」を用意し、苗の根元を2~3センチ植えてあげましょう。

 

丁寧に1列ずつ、縦、横ともに等間隔で植えてあげることが大切です。

 

田植えの時期が一番忙しいとされているほど大変な作業ではありますが、美味しいお米のためにも頑張りましょう。

 

まとめ

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いかがでしょうか。

 

米という字は「八十八」という数字から出来ているほど、たくさんの工程と努力を経て美味しいお米が出来上がります。

 

春から秋まで、大変な作業が続きますがこの作業をいかに丁寧に正確にするかによって美味しいお米ができあがります。

 

自分が努力した分だけ、しっかりと結果としてついてきますのでみなさんも「田植え」、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

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