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暑いと頭痛や吐き気がする!熱中症?考えられる原因と対策は!? 

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これからの暑い時期に気になるのは熱中症ですが、どんな症状があるのかご存知ですか?

 

暑いときに頭痛やめまい、吐き気などの症状が出る人がいますが、「熱中症かな?」「何か他の病気かな?」など、不安に思うこともあるでしょう。

 

今回はそんな暑いときの症状や、熱中症の症状、その他に考えられる病気について調べてみました。

 

  

熱中症とは?

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熱中症とは体内の温度が上がってしまい、うまく体外に熱を発散できずに熱がこもってしまう状態のことです。

 

以前は熱中症は細かく分類されていて、「熱射病」「熱疲労」「熱失神」「熱けいれん」と症状別に分かれていまいた。「熱射病」になじみのあるひとも多いのではないでしょうか。

 

最近では、早期に気づくことが大切なことから、「熱中症」と大別され重症化しないように呼びかけられています。

 

熱中症の症状は様々で、めまい、失神(立ちくらみ)、生あくび、大量の発汗、強い口渇感、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、頭痛、嘔吐、倦怠感(だるさ)、虚脱感、意識障害、痙攣、せん妄、小脳失調、高体温などいろいろあります。

 

 

暑い時の頭痛と吐き気から考えられる病気は…… 

暑いときに注意が必要な症状が、「頭痛」と「吐き気」です。

頭痛の原因はいくつかありますが、水分不足で頭痛が起こる場合があります。

 

暑いときは知らないうちに脱水症状になりがちで、頭痛や吐き気で水分不足が発覚することもあります。

 

その他にも風邪などの病気の場合もありますが、命にかかわる危険な状態のサインの場合もありますので注意してください。頭痛、吐き気などの症状の場合で危険なものをご紹介します。

 

【危険な頭痛と吐き気】

  • くも膜下出血

くも膜下出血は今までに経験したことのない激痛が特徴で、一説には「金属バットで殴られたような痛み」だとか。

 

原因は、脳動脈瘤の破裂などで脳内の血管から出血し、軟膜とくも膜という脳の膜の間に血液がたまってしまうためです。

 

出血が多すぎると、激しい頭痛に加えて、嘔吐(吐き気)、けいれんなどを起こし、意識障害などにより死に至る危険もあります。

 

  • 髄膜炎

ウイルス性と細菌性があり、細菌性の場合には注意が必要です。

脳の軟膜やくも膜に何らかの原因で炎症が起こる病気ですが、激しい頭痛と吐き気とともに、38~39度の高熱の症状が表れます。

 

死にもつながるほどで、風邪と間違えやすく、子どももかかりやすい病気です。

子どもはうまく自分の症状を伝えられないことも多く、悪化するスピードがものすごく早いので、気になる場合はすぐに病院に受診しましょう。

 

  • 脳腫瘍

脳の中に腫瘍ができる病気で、腫瘍が大きくなると脳内が圧迫され、頭痛が起こります。

朝方や寝起きに頭痛が激しくなるのが特徴で、鈍痛や締め付けられるような痛みを感じる人が多く、突然の吐き気や嘔吐などの症状が表れることがあります。

 

 

暑い時の頭痛と吐き気への応急処置と対策はコレ! 

【応急処置】

まず涼しい場所に移動し、できるだけ楽な姿勢をとりましょう。

 頭痛と吐き気の原因が水分不足の場合は、水分補給をして安静にしましょう。

 

水分補給は経口補水液やポカリスエット、アクエリアスなどの水分と電解質が入ったものにしましょう。ただの水では逆に体液が薄まってしまうので、塩などを加える必要があります。

 

【対策】

水分不足にならないためには、こまめな水分補給が重要で、一度に大量の冷たい飲み物などを採らないようにしましょう。

 

大量の水分は電解質のバランスが崩れてしまい、頭痛が起こりやすくなります。

また、体内を急激に冷やすと、血行不良になりやすくさらに頭痛が悪化する場合があります。

 

その他にも、胃腸に負担がかかりお腹が痛くなったり、下痢を引き起こしたりするので気を付けましょう。

 

 

まとめ

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頭痛や吐き気を我慢していても悪化するばかりの時は、すぐに病院に行くか救急車を呼びましょう。

 

症状が進行してしまい、自分で助けを呼べなくなってしまうと、命にかかわることもあります。

 

ただの風邪や熱中症かも、と油断せずに早めに対処するようにしましょう。