保冷剤を長持ちさせるにはアルミホイルがいい!?知って得する豆知識
夏には特に大活躍する「保冷剤」。
使っていると、あっという間に溶けてしまって「もう少し長持ちして欲しい…」と思ったことはありませんか?
実は家庭にあるもので簡単に保冷剤の持続力をアップ出来るのです!
今回はその方法やコツについてお話します。
アルミホイルで保冷剤を長持ちさせる方法!
ケーキを購入したときや、アイスなどを購入した時に貰うことが多い保冷剤ですが、みなさんも沢山自宅にあるのではないでしょうか。
キャンプや運動会の時にクーラーボックスにいれて使用したり、また暑い日に首元を冷やしたりと、使い方は様々です。
そんな保冷剤を簡単に、しかも自宅にあるもので持続力アップ出来る方法があることをご存知ですか?
それは「アルミホイル」を使うのです。
保冷剤というのは中の液状、もしくはジェル状のものを凍らせて使いますよね。
簡単に言うと「袋に入った氷」のような状態です。
ですのでビニール1枚で空気と接触していると、その空気の温度が伝わり、徐々に溶けていきます。
そこで、アルミホイルを巻いてあげるのです。
保冷剤全体を隙間なくしっかりと巻いてあげましょう。
アルミホイルは熱伝導率が高い(温度が伝わりやすい)ので、保冷剤の冷たさがアルミホイルにも伝わり、冷やされます。
それにより保冷剤が直接暖かい空気には触れず、冷たいアルミホイルに触れるため、とけにくくなるという原理です。
保冷バッグなどの内側にアルミシートが敷いてあるのと同じ原理ですね。
こうすることで、アルミホイルと保冷剤の温度差が少なくなり、保冷剤自体が溶けにくくなるのです。
どなたでも自宅にある「アルミホイル」を使うだけですから、とても簡単に出来ると思います。
みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
アルミホイル以外にも保冷剤長持ちさせるコツはある!?
さきほどはアルミホイルをつかった保冷剤を長持ちさせる方法をご紹介しました。
ではアルミホイル以外ではどうでしょうか。
単刀直入に言うと「ありません!!」
先程も説明しましたが、保冷剤は接している空気やものとの温度差によって溶けていきます。
ですので例え保冷バッグにいれようと、アルミホイルを巻こうと、徐々に溶けていきます。
ですが、その接しているものとの温度差を減らすことで、溶ける速度を遅くすることは可能なのです。
例えば、夏の暑い日にお弁当が傷まないように保冷剤を使うときは、保冷剤を凍らせて入れるだけでなく、お弁当を入れる保冷バッグも冷やしておきましょう。
またできればお弁当本体も冷やすと良いです。
そうすると、保冷剤が接しているお弁当箱、保冷バッグ内の空気も冷えていますね。
そうすることで、保冷剤と外部との温度差が減り、保冷剤の効果を長持ちさせることが出来るのです。
クーラーボックスの場合も同じです。
なかに入れる飲み物や食べ物もギリギリまで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
またこの場合、クーラーボックスを冷蔵庫にいれるのは不可能ですので、ハードケースタイプの保冷剤をいれて本体も冷やしておきましょう。
ハードケースタイプのものは一般的なビニールの袋で出来ているソフトタイプより、保冷効果を長く持続できます。
ハードタイプの保冷剤がない場合は、一般的な小さな保冷剤を複数個入れると良いでしょう。
そのようにして、クーラーボックス自体も冷やすことで、中に入れる飲み物の冷たさも長くキープ出来ます。
この原理を利用すれば、保冷剤が直接外気に触れているときより、長時間保冷剤の効果をキープ出来ますので、ぜひ試してみてください。
こちらで効果的な保冷材について記事にしていますよ!
まとめ
いかがでしょうか。
保冷剤とまわりの温度差を減らすことで、保冷剤の効果を少しでも長くキープできるということを覚えておけば、お弁当やクーラーボックス以外の状況でも活用できます。
周りのものも冷やす!ということを覚えておいて、これからの暑い夏に少しでも快適に過ごせるように、みなさんも保冷剤を有効的に活用してみてくださいね。
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