芝桜の刈り込みのやり方は?美しい庭を保つのに必要な手入れ!
見頃の時期になるととても素敵で美しい「芝桜」。
庭に植えている方も少なくないと思います。
そんな芝桜ですが、適切な刈り込みをすることで、さらに美しさが増します。
今回は芝桜の刈り込み方法と、時期などを詳しく紹介します。
芝桜の刈り込みの時期とやり方!
芝桜は正しい方法で刈り込みをしてあげることによって、さらに翌年増え、また美しく咲くことができます。
そのための方法を紹介します。
芝桜が美しく咲き、時期が終わったあと、茶色くなりますが枯れている訳ではありません。
この時期に正しい刈り込みをすることで、梅雨の時期を生き抜くことができます。
芝桜は湿気の多い時期を苦手としますので、梅雨入りする前、6月上旬頃に刈り込みして上げるのが良いでしょう。
まずは茎をよくみると、根に近い部分が緑、先に行くにつれ茶色となっていることがあります。
この緑の部分を残し、茶色の部分は切り落とします。
目安としては根元から3~5センチ残し切ってあげましょう。
刈りバサミでもいいですし、より広範囲の場合は芝刈り機でも良いです。
刈ってあげたあとは、芝桜の他に生えている雑草があれば抜きましょう。
そうすることで空気の通りがよくなり、芝桜が苦手とする多湿な環境から守ってあげることができます。
また芝桜が増えすぎたと思う場合も、この時にすこし減らしてあげると良いです。
とくに土に近い部分は葉も生い茂り、水がこもってしまいがちです。
土に近い根元部分の葉も忘れずに刈り取ってあげましょう。
こうすることでまた1ヶ月後には緑色に綺麗に成長してくれます。
正しい刈り込みをしてあげるだけで、特別な肥料を追加しなくても綺麗に育ってくれますので、みなさんもぜひ実践してみてくださいね。
刈り込みのあとは?一年間の芝桜手入れスケジュール!
では刈り込みの方法がわかったところで、刈り込みしたあとはどのようにすればいいのでしょうか。
うまく育てれば1年間楽しめますので、そのスケジュールを紹介します。
まずは3月~4月、前年に使ったものがあればそれでもいいですし、またホームセンターで苗を購入した場合もこの時期に植えましょう。
4月~5月に綺麗な花を咲かせます。
そのあとに先ほど紹介した方法で刈り込みを行い多湿を避けて保存しましょう。
梅雨の時期を過ぎたあとは9~10月に再び植え付けをすることで、また芝桜が育ちより広範囲に成長します。
冬のあいだは、根にしっかりと養分を蓄えて、また翌年に綺麗な花を咲かせてくれます。
芝桜を育てる時の注意点!
正しい方法で1年間楽しめる芝桜ですが、育てるにあたっていくつかの注意点があります。
まずは日当たりの良いところで育ててあげましょう。
そうすることでより頑丈で強く育ちます。
また水やりは毎日しなくても結構です。
芝桜は乾燥に強く、さらに多湿には弱いのであまり頻繁に水をあげなくても大丈夫です。
また肥料についても、あまりあげなくて大丈夫です。
植えるときに土に肥料を混ぜてあげるだけでも、しっかり育ってくれます。
一番注意すべきなのは真夏です。
土も乾燥しやすく、芝桜にとっては良い環境が揃いますが、乾燥すると虫が寄ってきやすくなります。
とくにハダニなどの虫が寄ってきやすいので、虫が付いてしまった場合は少量の水を全体にかけてあげると良いでしょう。
このように芝桜は、比較的簡単に育てられますし、簡単ではありますが、全体を覆い尽くすほどまで成長します。
初心者の方でも大変華やかに育てることができる芝桜、大変おすすめです。
まとめ
いかがでしょうか。
まだガーデニングをしたことがないという方にも、芝桜は大変おすすめです。
庭全体に敷き詰めてもいいですし、プランターなどでも、大変色鮮やかに、また植え方次第で様々な模様を描くこともできます。
ガーデニングを始めたいけど難しいものは避けたいというかたは、ぜひ「芝桜」育ててみてはいかがでしょうか。