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たらの芽が採れる場所はどこ?山菜採りのポイントや注意点も公開!

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春になると、その風味や独特な味が人気な食材「たらの芽」が旬を迎えますね。

たらの芽は山菜ですので、自分で採ることもできますが、どうすればいいのでしょうか。

 

今回はそんなたらの芽が採れやすい場所やポイント、また注意点をご紹介します。

みなさんもぜひ「たらの芽」を採りに行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

たらの芽が採れる場所の特徴と探すポイント!

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春に旬を迎えるたらの芽は、採れたてが一番風味や香りが良いです。

そのことから、自分でたらの芽を採りに行くという方も多数いらっしゃいます。

 

たらの芽が採れる場所としては「日があたっている場所」が多いです。

 

山の入口や、道路と山の境目など、日がよくあたり尚且つあまり木々が生い茂っていない場所に生えています。

 

また焼畑をしたあとの土地や、また山ではなく草むらなどにも生えることがあります。

ひとつたらの芽を見つけると、周辺に沢山生えていることが多いそうで、比較的簡単に見つけることができます。

 

また時期としては桜の開花予想日周辺がたらの芽が一番採れる時期です。

採りたい場所付近に桜の木があったら、それを基準とすると良いでしょう。

 

春の訪れとともに、たらの芽も収穫を迎えるのですね。

たらの芽は比較的採りやすい山菜ですが、なるべく小さなものを選ぶとよいでしょう。

 

大きく育ってしまったものを採ると、独特のえぐみが強く、食べられないものが増えてきます。

 

赤っぽい色をした「ハカマ」と呼ばれる部分が、たらの芽の半分程度まである、まだ小さな芽が美味しく食べられます。

 

複数のたらの芽を見つけた場合は、なるべく小さなものを中心に採るといいでしょう。

このように比較的簡単に見つけることができる、たらの芽ですが、よく似た植物もあります。

 

間違えて食べてしまうと体質によっては「かぶれ」などを起こしてしまいます。

また他にも注意点がいくつかありますので紹介します。

 

たらの芽を採るときの注意点!

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たらの芽の木には大きなトゲがあります。

素手で触ってしまうのももちろん危険ですが、手袋をしてもトゲが刺さってしまう場合もあります。

 

手袋を着用するのはもちろんですが、なるべくトゲを触ってしまわないように、慎重に採ることが大切です。

 

またたらの芽が生えているからといって、どこでも採って良いわけではありません。

 

国立公園などの自然が保護されているところは原則禁止されています。

 

これはたらの芽のみならず、すべての植物に言えます。

もちろん私有地も禁止されています。

 

このような条件を守った上で、食べきれる量だけ採ることが大切です。

採らなかったたらの芽は5年程度で木になり、また次のたらの芽が育ちます。

 

あまりむやみに大量に採ると、たらの木として成長することができません。

自然環境を守るためにも、必ず「食べきれる量」を収穫しましょう。

 

またもうひとつの注意点として、似たような植物と間違って採ると身体に影響あります。

 

たらの芽と間違える人が多いのは「うるしの芽」や「コシアブラ」などです。

見分け方としては「うるしの芽」はしっかりとした葉が生えておりますが、たらの芽は先の方は柔らかく、ふわふわとしています。

 

うるしはご存知のとおり体質によって激しい「かぶれ」などを起こす危険があります。

 

また「コシアブラ」は全体が緑色でふわふわとした産毛で覆われておりますが、たらの芽は、ふわふわとはしているものの葉の先や根元、ハカマなどが赤褐色をしております。

 

このような点を注意してみることが肝心です。

 

まとめ

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いかがでしょうか。

採れたての山菜はとても美味しいですね。

 

ですが正しい知識をもって、正しい場所で採ることが大切です。

また山には危険も沢山ありますので、必ず1人ではなく複数人で行きましょう。

 

また山に行くということを、ほかの方に伝えておくことも大切です。

以上の点に注意しながら、正しく山菜を収穫して、旬の山菜をみなさんで楽しんでみてはいかがでしょうか。