らっきょうの漬け方でカリカリにする秘訣!カリカリパリパリは簡単に作れる!?
夏になると家庭だけでなく、お祭りなどでもカレーを作る機会は増えると思います。
そんな「カレーに合わせるなららっきょう!」と言う人も多いでしょう。
しかしいちいち買うのはお金がかかる上に、何かと面倒です。
「なら作っちゃえばいい!」と思うかもしれませんが、手作りの漬け方だと、中々あの市販のカリカリさが上手く出せません。
そう言った時にどうしたらいいのと悩む人へ、今回はカリカリで美味しいらっきょうの漬け方を紹介します。
カリカリのらっきょうの漬け方のコツは?
実はカリカリのらっきょうの漬け方のコツで一番重要なのは、下ごしらえなんです。
らっきょうの漬け方でまず根や泥や皮を取って、洗ってから、一晩水に漬けておくのが普通ですが、カリカリのらっきょうにしたい場合はまずこの手間を省きます。
らっきょうの皮を取り、根の部分をギリギリまで残して切り落とす事、皮が取れるまで綺麗に水洗いすると言う工程は同じです。
しかしカリカリのらっきょうを作る上で重要なポイントの1つは、ここでしっかりと水切りをする事が大事です。
そして次に沸騰した漬け汁をそのまま流し込むのもまたポイントです。
ここで忘れていけないのは、自然に冷めるまでは蓋をせず、ラップで代わりをする事もまたカリカリにするコツでもあります。
完全に冷めたらちゃんと蓋をして、冷暗所へ置いておけばこれでカリカリならっきょうの完成です。
でも何故一晩水に漬ける手間を省く事がなぜカリカリとしたらっきょうの漬け方のポイントなのかと言うと、それはらっきょうの浸透性の影響に原因があります。
らっきょうは漬け物の種類の中でも、一番短期間で味が浸透する漬け物です。
これは最初に皮をしっかりと剥いているからであって、漬けてから食べられる期間が大体3週間程と非常に短いです。
なので相当らっきょうは浸透性が良い為、水に漬けておくと、繊維に無駄な水分が浸透してしまう事で、柔らかくなってしまうと言う原理です。
だから最初から水分を抜いてしまえば、その分漬け汁だけを吸収するので、普通のらっきょうの漬け方よりも、カリカリとした食感になります。
漬けたカリカリらっきょうの美味しい食べ頃は?
ではカリカリのらっきょうの漬け方のコツが分かった所で、漬けたらっきょうを美味しく食べるには、どれぐらいの期間漬けておけばいいのか、それも併せて紹介します。
らっきょうの漬け頃によって美味しさが変わる!?
大体らっきょうを漬けておくのに良い時期は、6月から7月と言われていますが、それにも理由があります。
その秘訣は温度です。
6月から7月の間は丁度温度が、徐々に上がって行く季節ですが、漬け物の類を漬ける上で気をつけたいのはその温度なんです。
温度があまりにも冷た過ぎると固すぎる事、かと言い高すぎてもふにゃふにゃになったり、作り方を間違えれば腐る可能性も十分あります。
なので、この気温が緩やかに上がりつつあるこの季節が美味しくらっきょうを食べるコツの1つです。
実はかなりの長い間、カリカリのらっきょうが楽しめる!
らっきょうは基本直接箸などを付けなければ、常温保存で1年は賞味期限を保ちます。美味しい食べ頃の時期も丁度1年あたりがベストです。
漬け方のコツの際にも紹介しましたが、らっきょうは大体3週間程漬けておけば、食べられるのですが、食べ頃は3週間が過ぎてから1年とかなり長い間楽しめます。
なので一度漬けておいてしまえば、1年はカリカリのらっきょうを十分楽しむ事が出来ます。
ただらっきょうは水分を多く吸収してしまうので、本当にカリカリとした食感を楽しみたい場合は早めに食べるのがベストです。
「それだと味が薄くない?」と心配になる人は、あらかじめ漬け汁を濃い目に作っておくのもコツの一つです。
しかし基本は一年は持つので、そう焦って食べる必要も特にありません。
まとめ
らっきょうの漬け方を知っていても「中々カリカリに漬ける事が出来ない!」と言う事はよくあります。
とにかく漬ける時のコツとしては水分との比率が大事だと言う事がコツです。
コツを掴めば上手く漬けられるので、ぜひとも今回紹介した方法を生かして、カリカリのらっきょうを漬けてみてはどうでしょう。