お盆の手土産にのしは必要?知っておくべき手土産とお供えのマナー!
夏休みなどの長期休暇をお盆の時期に合わせて帰省される方は、かなり数多くいらっしゃいますね。
帰省の際のお土産には、やはり失礼にあたらず実用的なものを選定したいはずです。
その際に気になる、のしの有無やお供え物に最適なものなどをご紹介いたします。
みなさんのお盆の帰省に役立つこと間違いなしです。
お盆の手土産にのしはいらない!?
お盆での帰省、ご自身の実家の場合とパートナーの実家に行く場合のパターンがありますよね。
やはりパートナーの実家に伺うときは適度なレベル感のものが選びために頭を痛める方もいらっしゃいます。
お盆の時期に手土産としてお持ちする場合は、のしといった堅苦しくなりそうなものはなくても大丈夫です。
ただどうしても気になる方もいらっしゃると思います。
そんな場合は、「御土産」「ご挨拶」「暑中見舞い」といった上書きを入れましょう。のし紙なので、紅白の水引きのものを使用することを忘れずに。
また、立秋を過ぎた場合は「残暑見舞い」という扱いになります。
のしに入れる言葉を間違えないように注意してくださいね。
目上の方への手土産にのしを入れる場合、「~~見舞い」といった言葉は失礼にあたるとされています。
その際は「残暑御伺い」といった「御伺い」という表現を用いるようにしてくださいね。
のしについて解決しましたら、手土産には何を持っていくのがベストといえるのかがまた気になりますよね。
手土産には、時期を考慮することが大切です。
お盆の時期は、親族が集まることが多く共有できるものが助かりますよ!
例えば、自分の住んでいる地域で有名な複数入ったお菓子や果物、お酒などもたくさん飲まれるご家庭だと非常に助かるはずです。
渡す際には、「こころばかりですが」など言葉を添えてお渡ししましょう。
「つまらないものですが」は目上の方に向けて伝える言葉としては不適切なので注してください。
パートナーの実家の好みや関係性において、きちんと準備して相手の家庭に合わせた選択をしっかりとおこなうようにしましょう!
お盆は手土産とお供えも必要!?お供えを持っていく場合のマナーは?
お盆の際に、お墓参りやお仏壇に置くお供え物は非常に大切です。
お盆の時期は故人や先祖を供養するお供えですので、手土産とは別にお供え物を準備しておきましょう。
パートナーのご家族には丁寧な印象を与えることができますので、お菓子やフルーツをちゃんと持参しましょう。
お供え物は選択する際に、日持ちするものや痛みにくいものを選定しましょう。
お供え物ののしについてですが、四十九日までは水引きの色が黒と白のものを使用しましょう。
四十九日以降については双銀のものか、地域によっては黄色と白の水引きを使用しましょう。
のしに使用する表書きについては、時期に問題なく使用できる「御供」を使用するとお仏前にすべて使用できるため間違いがおきません。
お供え物を持参した際は、お供えする前に必ずご両親にご挨拶ののちにお伺いを立てましょう。許可が得られた場合、すでにお供え物がある場合は邪魔にならないようにお供えしましょう。
お供え物が置かれていない場合は、置く場所についてもお伺いを改めて立てておくことが重要です。邪魔になってしまっては元も子もありませんからね。
ご家庭によっては、宗旨が違う場合がありますのできちんとお尋ねしてからお供えすることで間違いが起こりません。「知らない」ことを伝えて失礼のないようにお供えしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お盆の時期の規制は、遠い親戚にご挨拶する以外にも先祖にご挨拶するためのタイミングとしては非常に有用です。
パートナーのご家庭にアピールするタイミングとしてもベストに近いので、ぜひマナーや作法を完璧にしてこなしましょう。