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土用にしてはいけないことは?運を招く‼土用の日の過ごし方! 

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土用といえば「丑の日」にうなぎを食べる、というイメージが強いですが、実は土用は年に4回もあるって知っていましたか?!

 

その他にも、土用には避けるべきことや開運のための心得があるみたいなんです。

 

そもそも土用って何なの?っていう人も、五行を重視している人も、「土用」について知識を深め、どんな日なのかドヤ顔知識にしちゃいましょう!

 

 土用にしてはいけないことを確認!

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土用は「土の気が盛んになる時期」のことで、土を犯す行為や殺生が不吉になるとされています。

 

土用の時期は季節の変わり目に当たり、体調を崩しやすいため、土用を犯すと土の祟りがあるという説が昔から重んじられてきました。

 

では、土用の時期にしてはいけないことをみていきましょう。

  • 農作業やガーデニングなどの土いじりをしてはいけない
  • 殺生はしてはならない
  • ケンカや言い争いは泥沼になるので極力避ける
  • 新しいことを始めても続かないのでしない方が良い
  • 引越しや旅行などのアウトドア・レジャーは避ける
  • 生ものや冷たいものはお腹を壊しやすいので控える
  • 土の神様がいるので、建設や基礎工事、リフォームや土葬・井戸掘りなどの穴掘りはしてはいけない

 

土用の考えとして、土に神様がいる時期なので土に関することを避け、季節の変わり目で体調を崩しやすいので無理をせずに体を休めてあげる、というのが基になっているようです。

体調を崩しやすいのは植物も一緒ですので、植物も休息させてあげましょう。

また、体に余裕がないときは気持ちにも余裕がなくなるので、避けられる争いごとが起こりやすくなるため、新しいことや引越し、旅行などの余計に疲れることは避けましょう。

 

土用の禁止事項が分かったところで、次は土用の期間をみていきましょう。

土用の期間は一年に4回あるといいましたが、詳しくいうと、季節の変わり目である、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を「土用」としています。

 

なので季節ごとの土用の期間は次のようになります。

 

・春の土用:4月17日頃~5月4日頃(立夏:5月5日頃)

・夏の土用:7月20日頃~8月6日頃(立秋:8月7日頃)

・秋の土用:10月20日頃~11月6日頃(立冬:11月7日頃)

・冬の土用:1月17日頃~2月3日頃(立春:2月4日頃)

 

 

入りの日によっては18日間ではなくなる場合もあるそうなので、だいたい18日間と覚えておきしょう。

 

 

開運のための土用の過ごし方!

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いろいろ禁止されちゃって、じゃあどんなふうに過ごしたらいいの?!と思う方も多いでしょう。

では、土用の過ごし方のススメをみていきましょう。

 

・ゆっくり休む

・土用干し(衣服の虫干しをする)

・衣替え、模様替えをする

・消化のいいものを食べる

・「う」のつくものを食べる(うなぎ、馬、牛、梅、うどん)

 

また、土用の期間には土の神様である土公神(どくしん・どくじん)が天上に行ってしまう、「間日(まび)」という日があるので、その日は土用を犯しても大丈夫なようです。

 

他にも土用の時期に始めなければいいので、土用よりも前に始めてしまえば土用にかかってもOKとみなされるようです。

 

 

土用の由来

土用とは古代中国の陰陽思想と五行思想が合わさった「陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)」に基づいた考えの一つです。

 

陰陽五行では、「あらゆるものは陰と陽に分けられ、自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の5要素で成り立っている」とされています。

5つの要素は循環して万物を構成しており、互いに相性の良い「相生(そうじょう)」と相性の悪い「相剋(そうこく)」、さらに同じ要素が重なり合ってますます盛んになる「比和(ひわ)」があります。

 

どれも良し悪しではなく、要素を高めるか抑えるかという考え方なので、相生が良いとか相剋が悪いとかではありません。

 

五行の主軸である五芒星の「相生」と「相剋」を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

五行では季節をそれぞれ五行にあてはめ、「春=木」「夏=火」「秋=金」「冬=水」とし、それぞれの季節の変わり目に18日間の「土」を置きました。

 

土用が陰陽道からきているとは知りませんでしたが、古代の日本には陰陽師が所属する国家機関があり、律令制では公務員にあたるそうです。

 

陰陽師は国や貴族に依頼されて吉兆を占ったり、厄災を払ったり、護符を作成したりと忙しかったそうですよ。

 

開運を狙うなら、ぜひとも土用も意識してみてはいかがでしょうか。

 

さいごに

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いかがだったでしょうか?

 

土用にしてはいけないことに注意して今年の土用は過ごしてみてはいかがでしょうか。

いつもとは違った土用になるかもしれませんよ?

 

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