引越し手伝いのお礼は何にしよう?新生活スタートの際は要チェック!
年度末、年度始めの3〜4月はもちろん、突然の転勤などで「1ヶ月後に引っ越し!」なんて事も少なくないですよね。
あまりにも突然の事だと、引っ越し会社の手配が間に合わず、友達や知り合いに手伝ってもらう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな引っ越しの手伝いをしてくれた方へのお礼は結構迷うものです。
ここではそんな引っ越しの手伝いのお礼についてご紹介しようと思います。
引っ越しの手伝いのお礼はお金が一番?
友人や同僚、また自分の兄弟などに手伝ってもらうのが一般的だと思いますが、その場合のお礼はどうしたらいいのでしょうか。
突然の事で業者が手配できず、そんな状況のなか忙しかったり、疲れたりしているのに手伝ってくれた方にお礼をする事は誰しもが考える事だと思います。
友人や家族の貴重な時間を、自分のために使ってくれたお礼として、お金を用意する方も多いでしょう。
家族などであれば、金額の話も出来るかとは思いますが、なかなか友人や同僚に「いくら欲しい?」なんて聞く事は出来ませんよね。
例として休日に午前10時頃から午後5時頃まで、1日手伝ってもらった場合を想定してお話しします。
この場合、お礼として3000〜5000円程度のお金と、お昼ご飯を用意するのが一般的だそうです。
お昼ご飯の時間を挟みますので、全員分のお弁当を用意しても良いですし、また全員でレストランへランチへ行っても良いですね。
この際は自分のために集まってもらったお礼として、自分が支払いをすませると良いでしょう。
このように3000〜5000円のお金+お食事、というのが良くあるパターンです。
では同僚ではなく上司が手伝ってくれた場合はどうでしょうか。
社宅などに住んでいて、自分の物件への引越しなどの場合、その社宅に住んでいる上司が手伝ってくれるという事もありえます。
その場合は無理にお金を奮発する必要はありませんので5000円+夕食を外食に行ったり、また新居で出前などをとっても良いでしょう。
新居初日はなかなか片付いていないので、食事を外食で済ませるという方も多いと思います。
なので手伝ってもらったお礼も兼ねて、家族と上司の方と一緒に焼肉を食べに行ったり、またお寿司を頼んだりすると、家族の夕食も済ませる事ができるので良いでしょう。
お金じゃないものでも引っ越し手伝いのお礼はできる!
では必ずお金+食事ではないといけないのか、というとそうではありません。
あくまでお礼というものは気持ちですので、気持ちが表れていれば必ずしもお金じゃなくても大丈夫なのです。
例えば親しい友人の場合、最後にみんなで食事をするだけでも十分です。
また、食事の時間には他の用事があって食事に誘えなかった場合、後日菓子折りを持って行き、お礼の気持ちを伝えるだけでも大丈夫だと言えます。
上司の方の場合も同じく、無理してお金を渡す必要はありませんが、一応気持ちの表しとして、謝礼は用意しておいた方が無難でしょう。
「部下からお金をもらうなんて…」、「食事だけで充分だ」と受け取りを断られる方も多いのが現実です。
ですが、なにも用意してないのはマナー違反となる可能性があるので、受け取る受け取らないに関わらず、謝礼の用意だけはしておきましょう。
手伝ってもらう前に最低限すべき事!
友人や上司に引越しの手伝いをしてもらった後のお礼についての話をしてきましたが、大前提として必ずやるべき事があります。
まずは「自分たちでできるところまで、全てやっておく」事です。
荷造りから始まり、小物の移動など、車を持っている方であれば小さな物は移動できるかと思います。
極力、出来る限りの事を全てやった上で、冷蔵庫や洗濯機などの大きな物を移動する場合だけ手伝ってもらう事が大切です。
こうする事で、友達や上司の方の拘束時間をなるべく短く抑える事ができます。
また、友達や上司の方に手伝ってもらえると、確実に引越し業者さんに頼むよりも安く抑えられます。
かといってお礼を奮発しすぎると、引越し業者さんを頼んだ方が安かった…なんて事にもなり兼ねませんので、なるべく少人数の方に手伝ってもらうようにしましょう。
例えば冷蔵庫などの大きな物を運ぶ時、男性と女性の計2名では運ぶのが難しいかも知れませんが、男性が計2名居れば運べます。
また、同時に重いダンボールなどをリレー式に運ぶ場合でも、男性3名いれば十分でしょう。
あまり人数が多いと、かえって身動きが取りづらい事や、お礼をする人数が増えてしまう原因となりますので、手伝ってもらうのは1〜2名で充分だと思えます。
まとめ
いかがでしょうか。
引越し繁忙期などは業者の手配がとれず、あたふたしてしまうかと思いますが、兄弟や友人、同僚や上司の方に手伝ってもらう事で費用も抑える事ができます。
その際にお礼もきちんとする事で今後の関係も良好のまま保つ事ができるでしょう。
あくまでも自分のために時間を使っていただくということを忘れずに、どんな形であろうと感謝の気持ちを表すことが大切です。