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ゴーヤの種は毒って本当?知られざるゴーヤの秘密とは!?

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沖縄の名産物であり、今では小学校での授業や家庭菜園でも栽培出来るゴーヤですが、その苦さから、好き嫌いは多いです。

 

ですがそんな「苦いのが嫌」と言う意見の他にもこんな意見が存在します。

 

それは「ゴーヤの種は毒だから、ゴーヤ自体を食べるのが怖い」と言う意見です。

 

確かにそう言った噂もありますが、はたしてそれは本当なのか?今回はそんなゴーヤの種に含まれる毒について迫って行きます。

 

 ゴーヤの毒は体に良いって知ってた?種も食べるのがおすすめ!?

 

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「ゴーヤの種には毒がある」とよく言われますが、確かにゴーヤの種はモモルデシンと言う毒素を含んでいます。

 

そこで驚く人もいますが、毒と言っても、たくさん食べなければ身体に影響はありませんし、むしろ良い意味での影響の方が大きいのです。

 

このモモルデシンはゴーヤの苦み成分で、ゴーヤ自体に胃酸の出方を良くしてくれて消化を助けてくれます。このおかげで胃粘膜の保護の他にも、胃を活発にしてくれる実に優れものだったんです。

 

またそんな胃酸の出方を良くしてくれる抗酸化作用のある食べ物は、動脈硬化やストレス性の胃潰瘍、十二指腸潰瘍を予防してくれます。

 

なのでゴーヤの種に含まれる毒は身体に良い毒なのであって、少量であれば食べても大丈夫なんです。

 

しかし、あまり食べ過ぎると逆に胃酸が多く出てしまうので、食べ過ぎは確かに身体に毒です。

 

中には「ゴーヤを食べたら下痢をする」と言う人もいますが、その下痢の原因はこのモモルデシンにあって、胃との相性が合っていない証拠でもあります。

 

そう言った人にはゴーヤの種を食べる事はあまりおすすめ出来ません。

 

 

そんな下痢に悩んだり、苦み成分が嫌だと言う人にはやはり料理前にしっかりとゴーヤの苦みを取る処置をする事をおすすめします。

 

ゴーヤの種は身より栄養がある!?種の上手な取り方や食べ方

 

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ゴーヤで料理を作る時に普段捨ててしまうゴーヤの綿や種ですが、なんとこの種や綿はゴーヤの実より栄養価が高いんです。

 

ゴーヤにはビタミンCが多く含まれている野菜なので、特に料理に気遣う女性はゴーヤを食べると言いますが、なんといつも捨ててしまうその綿には、実よりも3倍近いビタミンCを含んでいます。

 

更に種にも得な事があって、ゴーヤの種は脂肪の吸収を抑えたり、蓄積しないようにするので、ダイエットをする人には最適の食べ物です。

 

これらを見ると、特に若い女性は「食べなきゃ!」と言う気にもなるでしょう。

ではそんな綿や種も効率よく食べるのにはどうすればいいか、その調理法も3つ紹介します。

 

やっぱり定番のゴーヤチャンプルー!実はビタミンの問題も!?

まずは定番であるゴーヤチャンプルーですが、実はなんとビタミンCの吸収率がとても高い料理なんです。

 

野菜の多くは加熱してしまうと、その野菜が持つビタミンが逃げてしまう事が多いですが、なんとゴーヤは加熱してもビタミンCが逃げる事もなく、加熱する事で多少の甘みも出やすくなります。

 

豚肉と豆腐を合わせれば、たんぱく質やゴーヤのビタミン、そして豚肉に含まれる疲労に良く効くビタミンB2が一緒に取れるので一石二鳥の料理です。

 

実はワタはこんな美味しい料理にもなる!

ビタミンが多く含まれると説明した綿ですが、なんとこの綿は天ぷらにしても美味しいとの評判で一部の人からは愛される料理の1つです。

 

このワタは天ぷらにする時は紅ショウガと合わせると美味しいので、かきあげなんかには持ってこいの食材でもあります。

 

卵と種と綿で出来るふわふわなオムレツ!

よくゴーヤは卵と相性が良いと言いますが、綿と種を卵と合わせてオムレツにするのも良いとされています。

 

作り方も簡単で、種をカリカリになるまで炒めて、後は綿をと合わせて綿を卵で巻いて完成と非常に簡単で栄養価の取れる食べ方なのでおすすめ出来ます!

 

3つ程紹介しましたが、ゴーヤは実、種、綿と全て食べられる食材なので、捨てずに食べてしまった方が色んな栄養が取れるので、ぜひとも試してみましょう。

 

まとめ

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「ゴーヤの種には毒がある」と授業などで教わった時に、ゴーヤを食べるのにためらいが出てしまいますが、少量であれば、寧ろ素晴らしい栄養価を持った野菜だと言う事が分かったと思います。

 

「毒は毒で制す」と良く言いますが、身体の毒をゴーヤで退治出来るなら、これ以上得な事はありません。

 

ですが、だからと言って食べすぎも身体に毒なので、食べるならば程々にしましょう。