たけのこのあく抜きは米を使ってできるって本当?簡単なあく抜き方法
春が旬のたけのこ、煮物や天ぷら、炊き込みご飯などにするととってもおいしいですよね。
今回はそんなたけのこの、生米を使った簡単なあく抜き方法や、その他の意外なものを使ったあく抜きの方法などを、ご紹介していきたいと思います!
生米を使った簡単なたけのこのあく抜き方法をご紹介!
それではまず、生米を使ったあく抜きの方法をご紹介したいと思います。
必要なものは、たけのこ、生米約40g、鍋の3つだけです。
まずたけのこの皮を何枚か剥ぎ、余分なところを切り落とします。
この時火の通りを良くするため、切り込みも入れておきましょう。
たけのこがしっかりと入るくらいの、大き目の鍋に水をはります。
鍋の中にたけのこ、生米を入れ火にかけます。
沸騰したらそのまま30分~1時間ほど茹でましょう。
たけのこの大きさによって茹で時間が変わるので、時々様子をみて竹串をさしてみてください。
たけのこの根本辺りに竹串を刺し、竹串がスッと通ったらOKです。
お鍋はそのままにして、一晩ほどおいておきましょう。
これでたけのこのあく抜きの完了です。
たけのこを取り出したら、残りの皮を剥いで水できれいに洗ってから料理に使用してくださいね。
たけのこは時間がたつほどえぐみが増すので、手に入れたらなるべく早くあく抜きを行うことをおすすめします。
米以外でもできる!たけのこがおいしくなるあく抜き!
実はたけのこは、色々なものを使ってあく抜きを行うことができます。
こちらでは一般的なぬかを使った方法や、意外なものを使った方法まで、様々なあく抜き方法をご紹介していきたいと思います。
ぬかを使う方法
まずたけのこのあく抜きで最も一般的な、ぬかを使った方法をご紹介していきたいと思います。
たけのこは皮を数枚剥き、余分なところを切り落とします。
火を早く通すため、切り込みも入れておきましょう。
鍋にたけのこがしっかりと浸かるくらいの水と、一掴み程度の米ぬかを加え、軽く混ぜておきます。
鍋を火にかけ、強火で沸騰させます。
沸騰したらすぐに火を弱めて、噴きこぼさないよう注意しましょう。
そのまま1時間ほど茹でていきます。
時々様子を見ながら茹でていき、根本に竹串がすっと通ればOKです。
そのまま半日~一晩ほどおいておきます。これであく抜きの完了です。
お米のとぎ汁を使う方法
たけのこの皮を数枚むき、余分なところを切り落として切り込みをいれます。
大き目の鍋に、たけのこがひたひたに浸かるくらいのお米のとぎ汁を入れます。
足りない場合は水を少し足しましょう。
強火で沸騰させ、弱~中火で1時間ほど茹でます。
根本に竹串を刺してみて茹で上がったことを確認したら、そのまま半日~一晩ほどおいておきます。
これであく抜きの完了です
大根おろしを使う方法
まず大根おろしを用意します。
大根1/3~半分の皮をむき、おろしていきます。
おろしたらキッチンペーパーなどで絞って、しぼり汁を抽出します。
大体200~300ccほどのしぼり汁ができるので、それを倍の量の水で薄めます。
これで大根おろしの準備は完了です。
たけのこは皮をはぎ、余分なところを切り落とします。
そしたら次に、たけのこを料理に使用する大きさに切り分けましょう。
切ったたけのこを先ほどの大根おろしのしぼり汁につけ、塩を小さじ1程度加えます。
そのまま1時間~1時間半ほど置いておきましょう。
時間がたったら、たけのこを数分茹でてあく抜きの完了です。
煮込んだり炊き込みご飯にする場合は、最後の茹でる工程は必要ないので、そのまま調理して大丈夫です。
重曹を使う方法
まずあく抜きに使う重曹水を用意します。
重曹水はたけのこの量に合わせて調節してください。
水1リットルに対し重曹を小さじ1程度加えたものが、あく抜きに使う重曹水です。
この割合を守りながら、たけのこがひたひたに浸かるくらいの重曹水を鍋に入れ沸騰させます。
たけのこは皮を数枚はぎ、余分なところを落として切り込みを入れた物を沸騰した鍋の中に入れます。
そのまま30分~1時間ほど茹でましょう。
竹串が根本にスッと通るくらいになったら、あく抜きの完了です。
大根おろしや重曹を使った方法は、比較的短時間であく抜きが済むので、手に入れたその日に食べたい、という場合に良いと思います。
あく抜きに使うものやたけのこの大きさによって、多少茹で時間が変わってくるので、必ず様子を見ながら茹でるようにして下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ぬかを使って行うあく抜き方法は有名ですが、大根おろしや重曹など意外なものを使ったあく抜きの方法もあるのです。
たけのこのあく抜きは難しそうで避けていたという方も、ぜひ今回ご紹介した方法であく抜きにチャレンジしてみてくださいね!