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スイカの栄養は妊婦さんにはOK?メリット、デメリットを大公開!

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妊娠中は、そうでないときに比べて、身体がまるっきり変わってしまったようになり、今まで通りの生活を送るわけにいかなくなっていきます。


特に食べ物は、妊婦さんが口にしたものが栄養として赤ちゃんに関わってくるので、慎重に選ばないといけません…

慎重に食べ物を選んでいる中でも、やっぱり甘いものやすっきりしたものを食べて口の中を休ませてあげたくなりますよね。

そんなとき、安心して食べられる果物があるんです!

スイカの栄養は妊婦さんに嬉しい効果あり!

 

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夏になると、ついつい買ってしまったり、頂き物で冷蔵庫に鎮座することの多いスイカ。


妊娠中にウリ科の食べ物はあまりいいイメージがないので、スイカも大丈夫かな?

そう考えてしまいがちですが、スイカに含まれている栄養は妊婦さんにとってもいいんです!


スイカは夏バテを防いでくれる!

スイカに含まれている、マグネシウムとミネラル、鉄などは、体内の水分と塩分を補ってくれます。

スポーツドリンクのように、適度な量が含まれているため、夏バテを防ぐには最適です!


スイカは血圧をさげてくれる!

シトルリン、という成分をご存知でしょうか?

シトルリンという栄養素は、食物を介して摂取したのち、体内でアルギニンという物質に転換するのですが、その際、一酸化窒素を生成します。

 

一酸化窒素は健康や美容などに大きく役立ってくれる栄養素で、その効果の大きさから、シトルリンは「スーパーアミノ酸」と呼ばれるくらいなんです…!

 

さらにこのシトルリン、血圧を下げる効果があり、

血圧があがりやすく、妊娠高血圧になってしまうおそれのある妊婦さんには摂取しておきたい栄養素です。

 

そのシトルリンがスイカに含まれているんです!

(最初にシトルリンが発見されたのも、スイカからでした)

 

また、シトルリンは血液をサラサラにもしてくれるので、むくみのケアにもピッタリです。

 

スイカはお肌をキレイにしてくれる!

妊娠中は体内の栄養が赤ちゃんへ行ってしまうので、ほんらい肌に送られるはずのビタミンが欠如し、肌が荒れたり、衰えたりしがちです。

 

スイカに含まれているリコピンには抗酸化作用があり、ニキビや肌荒れに効果的です。

また、スイカに含まれているビタミンCはシミやそばかすに効果的!

 

夏バテの予防になり、血圧を下げてくれ、さらにお肌にまで効果を示すスイカ!

これはもう食べないわけにはいきません!

 

でも、気をつけなければいけないこともあるんです…!

 


妊婦さんはスイカの食べすぎには注意!

 

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妊娠中、スイカを食べる時に注意する点、それはざっくり言うと、「食べ過ぎないこと」です!


栄養価が高く、水分もおぎなえるスイカですが、それゆえに食べ過ぎてしまうと、水分と塩分の過剰摂取になってしまいます。

 

水分の過剰摂取は身体を冷やすことにつながります。

妊娠中の冷えは本当に怖いですよね…!
 


また、塩分の過剰摂取は下痢をひきおこす可能性があります。

塩分は腸内で水分を吸収する働きがあるため、過剰に摂取すると下痢になってしまうことも…


さらに、甘くておいしいスイカですが、甘い分、糖分もたくさん含まれています。

その量は100g中6gほどで、妊婦さんの一日の適切な糖分量が15gと考えると、なかなか多い数字ということがわかりますね…

 

糖分の過剰摂取は妊娠糖尿病という恐ろしい病気のきっかけになってしまいます。


では、妊婦さんにとって適切なスイカの摂取量はどれくらいなんでしょうか?


ズバリ、一口サイズに切ってあるスイカ6個分にあたる、200gが一日の適切な摂取量です!


朝夕晩の三食のデザートに2つずつ、スイカを食べると、農林水産省の推奨している妊娠中の果物の摂取量と同じになるので、ちょうどいいかもしれませんね♪

 


まとめ

 

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夏の風物詩、おいしくて甘くてサッパリしたスイカがこんなに身体によくて、妊婦さんにも安心だなんて、スイカってすごいですよね。


数年後の夏にはお腹の中の赤ちゃんと一緒にスイカを食べてるかも…


なんて、わくわくしながら食べるのも楽しいかもしれません♪