ゴーヤ用プランターの大きさはどれくらい？植え方、育て方も紹介！

クセがありながらも、とても美味しく夏にはぴったりの野菜といえば「ゴーヤ」ですよね。

そんなゴーヤといえば暖かい地域のイメージがありますが、実は家庭菜園でも育てることができます。

今回はそんなゴーヤのプランター栽培の植え方や育て方についてご紹介します。

ゴーヤのプランター栽培にぴったりの大きさは？

ゴーヤをプランターをつかって家庭で育てる場合はいくつかの準備が必要です。

まずプランターの大きさについてです。

ゴーヤは根は浅く、また育っていくと横へ横へと広がっていきますので、なるべく深さは浅いもの、横に長い形状のプランターを選びましょう。

プランターの大きさが、実際に育つゴーヤの大きさにも深く影響してきますので、できれば横幅は５０センチ以上のものを選んであげましょう。

高さは３０センチで十分です。

奥行に関しても３０センチ程度あれば良いでしょう。

そんな大きめのプランターを用意したら、次は置く場所に気をつけましょう。

ゴーヤは皆様のイメージ通り、暖かい気候を好みます。

ですがそれより大切なのが「風通し」です。

暖かい場所を選ぶあまり、風通しが悪い場所で育ててしまっては、ゴーヤの実がうまく育ちません。

風通しがよく、また日当たりも良い場所を選んであげましょう。

次に「土」の用意も大切です。

細く長いツルが育つゴーヤは、水はけの良さがとても大切です。

水はけが悪いと根が腐ってしまう原因にもなります。

ですので、プランターを用意したらまず先に「鉢底石」を敷き詰めてあげましょう。

こうすることで余分な水分を除き、排水性を高めてくれます。

その上から野菜栽培用の「培養土」を敷きます。

これでゴーヤを育てるにはぴったりの環境が整います。

では次はゴーヤの植え方や育て方についてご紹介します。

ゴーヤのプランター栽培、植え方や育て方は？

ゴーヤを育てる場合、苗から育てることが一般的です。

苗を購入するときはなるべく太く、しっかりした元気な苗を選びましょう。

購入したらまずはその苗の土の部分と同じ高さまで、バケツに水をいれ、苗を入れます。

こうすることで、苗を取り出す際に根っこの端まで、傷つけることなく取り外すことができます。

水で濡らして、苗を取り出したら、プランターに植え替えましょう。

苗がしっかり入る大きさの穴をあけ、そこに苗を植えます。

軽く土を被せ、しっかりと水をあげましょう。

この時、プランターに用意した土と、苗の土が一体化し馴染むまでの約１週間はしっかりと十分に水をあげてください。

１週間たつと、購入した時よりもかなりツルが伸びてきますので、割り箸や支柱をたてて、ツルを固定してあげてください。

伸びてきたら固定するという作業を繰り返しながら、実るまで最低でも１日１回、できれば朝夕の２回、しっかりと水をあげてください。

肥料に関しましてはしっかりと水やりをしていれば特に必要はありませんが、葉が黄色くなってきて元気がなくなったら肥料をあげましょう。

５～６月に苗を植えると、７月～９月頃には実がなり収穫を迎えることができます。

また収穫の目安としては横幅５０センチのプランターで、直径５センチ前後、大人のうでくらいの太さになれば収穫の時期です。

収穫時期が過ぎてしまうと、実が黄色くなってきます。

黄色くなった実はすぐに収穫してあげることが大切です。

黄色くなった実は、緑色のゴーヤ独特の苦味が抑えられ、苦いのが苦手な人でも美味しく食べることができます。

自分で育て収穫したゴーヤはとても格別で美味しいので、ぜひみなさんも作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

夏の暖かい地方で育つイメージのゴーヤも、育て方や環境に注意してあげれば家庭でも作ることができます。

一度そだてると、たくさんゴーヤが実るのも嬉しいですね。

栄養も豊富で夏にはぴったりな「ゴーヤ」、みなさんも作ってみてくださいね。